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調布のかき氷専門店に桜の季節到来 春を楽しむメニュー提供

「ぱくぱくくもくま堂」の「ねこ山さんの桜と抹茶の道明寺」

「ぱくぱくくもくま堂」の「ねこ山さんの桜と抹茶の道明寺」

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 調布駅近くのかき氷専門店「ぱくぱくくもくま堂」(調布市調布ヶ丘2)が現在、春の便りとともに桜にちなんだ限定メニューを提供している。

「ぱくぱくくもくま堂」店主の橋本千津子さん

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 全国各地にかき氷を食べに行くほどの「かきごーらー」だという橋本千津子さんが、2016(平成28)年4月に京王線聖蹟桜ヶ丘駅近くで創業し、2019(平成31)年4月、調布駅近くに移転オープンした同店。手作りのソースやトッピングを使ったクマ型のかき氷は話題を集め、かき氷専門誌やテレビ番組などでも度々取り上げられ、冬場でも客足が絶えない人気店となっている。

 メニューを1週間ごとに変え、旬のフルーツを多用し、バレンタイン、ハロウィーン、クリスマスなど、季節の風物詩をテーマにしたメニューも多く用意。毎日複数杯食べる常連客にも楽しんでほしいと次々と新作を作り出し、日本酒やラム酒を使ったものや、ずんだあんとゴルゴンゾーラを組み合わせたものなど、意外な組み合わせのオリジナルメニューも取りそろえる。時には特別な食材を使い、通常の1.5倍程度のボリュームのあるスペシャルメニューも用意する。

 形もクマ以外に、チョコミントのペンギン、黒ごまみるくのコアラ、バレンタインにハート型の鼻をしたブタなど、テーマや食材に応じた動物モチーフの商品も提供。「菓子売り場を通りかかると、何かのパーツにならないかとつい考えてしまう」と橋本さん。

 春の便りとともに桜ミルクや桜あんなど桜にちなんだ春限定メニューの提供を始め、その一つ「ねこ山さんの桜と抹茶の道明寺」(1,400円)は、イチゴを耳、小豆を目、ゆずピールをひげに見立てた猫型に、桜ミルク、抹茶ミルク、こしあん、緩めに炊いてソース状にした餅、桜をかたどったもなかなどを合わせ、桜餅のような、春ならではのメニューに仕上げた。桜にちなんだメニューは4月くらいまで提供する予定。

 橋本さんは「感染予防のため、マスクが着用できない小さなお子さんの来店はお断りしているので、以前のようにお子さま連れの方々にも楽しんでいただける日が早く来ることを願う。これからも皆さんに楽しんでいただけるメニューを提供できたら」と話す。

 営業時間は11時30分~18時(不定期で19時30分まで)。月曜・火曜定休。現在はLINEでの予約制。

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