保育園などでの撮影を数多く手がけてきたソーゾー(調布市)が1月30日、写真館「フォトスタジオひとひより」(調布市菊野台3、TEL 03-6823-8954)を柴崎駅前にオープンした。
「フォトスタジオひとひより」のフォトグラファーで店長の長江まゆみさんと(右)とコーディネーターの公文直子さん(左)
富士フイルムが提供する写真販売システム「スクールフォト」の代理店として、都内の保育園や幼稚園の子どもたちを中心に写真撮影・販売を請け負ってきた同社。教育機関での撮影だけでなく、家族の写真を残す習慣を続けてほしいと同社初のスタジオを構えた。これまで請け負ってきた地域の中で、駅前という交通の便の良さと近隣の人々の温かさに魅了され同所に決定。約1年をかけて「同社の理想を形にする」スタジオをオープンした。
店舗面積は約75平方メートルで、子どもたちが自由に動き回れるよう仕切りは設けず、さまざまなシーンを作り出せるよう白を基調としたナチュラルな店内に仕上げた。大きな窓やドアを活用して外光をふんだんに取り込み、季節や時間帯によって異なる表情を持つ写真撮影を行う。これまで多くの子どもたちを屋内外で撮影してきた経験を生かし、その子どもやその家族らしさを引き出した自然な姿の写真撮影を目指す。
撮影は店内で行う「スタジオ撮影プラン」のほか、自宅や神社など希望の場所に出向いて撮影する「ロケーション撮影プラン」も用意。「撮影する時間が家族の思い出の一つになればうれしい」とコーディネーターの公文直子さんは言う。
約15年にわたり人物を中心に写真撮影を行い、スクールフォトの撮影も数多く手がけてきたフォトグラファーで店長の長江まゆみさんは「昔ながらの写真館のように、お宮参りから成人式の写真撮影まで、近隣の皆さまに長年利用してもらえるスタジオにできたら」と話す。
営業時間は9時~18時。火曜・水曜定休。