調布市が7月1日、市内の対象店舗で指定する複数のキャッシュレス決済サービス(アプリ)を使って支払うと、決済額の最大20%のポイントがアプリに後日付与されるキャンペーンを始める。
コロナ禍における物価高騰の影響を受ける市内事業者を継続的に支援し、地域経済の活性化を図るとともに、市内のキャッシュレス決済の普及を目的として実施する同事業。
対象の決済サービスは、au PAY、d払い、PayPay、楽天ペイの4つ。付与上限は1回の利用につき5,000円相当(2万5,000円相当の購入分)、1カ月2万円相当(10万円相当の購入分)で、4つの決済サービスを全て活用すると、8月31日の終了までの約2カ月間で最大16万円相当のポイント還元が受けられる。ポイント還元の対象を中小規模の店舗での利用に限っており、事務局のホームページでは対象店舗の一覧を6月29日に公開した。
同事業の利用者を増やすため、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)でアプリ操作の個別説明会も開催。7月10日・15日=13時30分~、同19日・20日=9時30分~。各日1組最大40分で3交代制、定員15組。前日までに要予約(調布市産業振興課、TEL 042-481-7185)。
同市産業振興課の佐藤恵太さんは「令和3年度・4年度に引き続き実施する当事業は、多くの店から好評を頂いている。今回は市内での消費をより促すため、利用者向けの個別説明会の内容をより充実させているので、キャッシュレス決済に苦手意識を持っている市民の方にも気軽に参加いただきたい。今回のキャンペーンを活用して、お得にお買い物をしていただき、地域経済の活性化にもつながれば」と話す。