コーヒーと抹茶を組み合わせたオリジナルメニューを提供する「茶寮SiKi 椿屋珈琲 クイーンズ伊勢丹仙川店」(調布市仙川町1、TEL 03-6909-0230)が10月4日、調布市仙川駅近くにオープンした。
「茶寮SiKi 椿屋珈琲 クイーンズ伊勢丹仙川店」の中島店長とスタッフの皆さん
自家焙煎(ばいせん)の豆を使いサイホンでいれたコーヒーを看板メニューに、「大正ロマン」をコンセプトとした「落ち着いた雰囲気の高級喫茶店」として首都圏を中心に展開する椿屋珈琲。昨年4月、コーヒーに和文化の要素を取り入れた新しいブランド「茶寮SiKi椿屋珈琲」を神奈川県横浜市内で始めた。日本ならではの美意識である「色彩」と「四季」をコンセプトに、椿屋珈琲のコーヒーや、抹茶を組み合わせたオリジナルドリンクやデザートを用意。同店が2店舗目となる。
コーヒーは農園を視察して買い付けたスペシャルティランクのコーヒー豆を「さらに選別」して使い、抹茶は愛知県西尾「南山園」の茶葉を石臼でひいたものを使う。コーヒーと抹茶を組み合わせるメニューとして、「なめらかでふわふわ食感」の抹茶クリームをカフェラテの上にトッピングする「フローシークリーム抹茶のコーヒーラテ」(1,080円)、コーヒーアイスなどと組み合わせる「SiKiオリジナルパフェ」(1,730円)、コーヒーと抹茶のマーブルシフォンケーキなど、オリジナルメニューを用意する。
食事メニューは椿屋珈琲でも人気のビーフカレーやビーフハヤシのほか、仙川の街には美容や健康への関心が高い客が多いと考え、同店限定「季節野菜と20品目のサラダプレート」(1,680円)なども用意。コーヒー豆、ケーキ、レトルトカレー、冷凍パスタなどのテイクアウト商品も取りそろえる。
店舗面積は約45坪で、テーブル59席を用意。椿屋珈琲の雰囲気とは異なり、白木を多用し、春夏秋冬をイメージしたディスプレーと椅子で、内装でも「日本の美」を表現する店に仕上げた。
中島店長は「椿屋珈琲を利用いただいているお客さまにも来店いただき、椿屋珈琲が愛されていることを感じられてうれしい。それを励みに、このカフェ激戦区で根付いていければ」と話す。
営業時間は9時30分~21時。