見る・遊ぶ

府中市郷土の森博物館で宇宙イベント 星座早見盤作りなど多彩に

4メートルのエアドームの中で、当日の星空と季節の話題を紹介

4メートルのエアドームの中で、当日の星空と季節の話題を紹介

  • 13

  •  

 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)が現在、休止中のプラネタリウムに代わり園内にある休憩所「やすらぎ亭」2階で星や宇宙を楽しむイベント「\おいでよ/ 宇宙わくわくイベントベース シーズン2」を開催している。

露にぬれても丈夫な「Vixen手作り星座早見盤PP」

[広告]

 同館は改修工事のため9月から10カ月程度、プラネタリウムを含む本館を閉鎖している。天文担当者は「プラネタリウムで天文学習ができない間も、星や宇宙に親しむ機会を失わせたくない」と考え、さまざまなイベントを企画した。

 日曜・祝日は、空気で膨らませたエアドームの中で「ミニプラネタリウム『今夜の星空とオーロラ』」を行う。投影時間は15分間、1日6回、各回12人。当日9時から1階で整理券を配布する。

 12月9日は、星座を探す道具を作るワークショップ「星座早見盤を作ろう!」を開く。はさみやカッターナイフを使わずに組み立てるため、子どもでも安心して作れる。完成後にミニプラネタリウムで使い方の練習ができる。開催は6回、各回30分前から先着順10人。参加費は500円。

 そのほか、折り紙でロケットなどを作りクリスマスオーナメントにもできる「宇宙折り紙でクリスマス」(12月16日)、宇宙空間の奥行きがわかる「北斗七星立体星図を作ろう!」(12月23日、事前申込制、参加費1,000円)、天文かるたを使った「新春『あすとろかるた』大会」(2024年1月4日・5日・6日)、天文スタッフによるミニ講演「Fuchu(府中)にあるUchu(宇宙)」(1月13日)・「隕(いんせき)ってどんな石?」(2月24日)、工作と実験で光の秘密を探る「光を虹色に変える不思議な箱!? 分光器を作って実験しよう!」(1月20日、事前申込制、参加費500円)、フォトフレームに飾って楽しめる「星砂で星座を作ろう!」(1月27日、同、同900円)などを開く。

 イベントに参加すると「隊員証(ポイントカード)」にスタンプが押印され、集めた数によって景品がもらえたりサービスを受けられたりする。

 広報担当の鈴木さんは「楽しい工作や学べる実験などさまざまなイベントを企画したので、この機会に星や宇宙への関心を持ってもらえれば」と話す。

 開館時間は9時~17時(入館は16時まで)。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日)。イベントは参加費以外に施設入場料が別途必要。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース