ハワイの定番料理をオリジナルレシピで提供する「ハワイアンカフェRoute(ルート) 66」(調布市緑ヶ丘1、TEL 03-6279-6032)が12月8日、調布市仙川の弁天橋近くにオープンした。
「ハワイにいるようなくつろぎの空間を目指す」という同店。店主の馬目知幸さんは、お笑い芸人をしていた時期に飲食店でアルバイトを始め、その面白さに魅力を感じ飲食業に転向。大手飲食事業会社の社員として調理の経験を積み、新店の立ち上げなどにも携わってきた。コロナ禍で飲食業界が大きな影響を受ける中、自身でも飲食業を盛り上げたいと、2020年、イタリア料理のフランチャイズ加盟店オーナーとして独立。今回、初めての個人経営店として新たな挑戦を始めた。
「ルート66」は、かつてアメリカの東西を縦断する主要な道路で、アメリカの歴史や文化の象徴とされ、道路沿いの店は多くの人に愛されたという。馬目さんは地方の活性化などにも関心を持ち、「47都道府県のそれぞれに店を展開してシャッター街などににぎわいを取り戻し、ルート66のような道を作りたい」という夢の第一歩として、長年住み慣れた自身の好きな街で同店を開いた。
提供する料理は近隣にあまりないハワイ料理。ロコモコ(1,200円)のハンバーグには一部和牛を加えてジューシーに仕上げ、パンケーキ(850円~)は表面をサクッと歯ごたえのある食感になるよう小麦粉のブレンドを調整するなど、定番のハワイ料理を「自分で食べておいしいと思うオリジナルレシピ」で用意する。
店舗面積は約10坪で、テーブルとソファ席合わせて16席を用意。ハワイのオアフ島カカアコにあるウオールアートをイメージし、壁一面に「ROUTE66」をモチーフにしたオリジナルのシンボルキャラクターを描き、「ハワイにいるようなアットホームな空間」に仕上げた。
メニューは、「コブサラダ」(1,250円)、「ガーリックシュリンプ」(1,400円)、「アサイボウル」(1,200円)などのほか、スムージーやシェークなども用意。ビール、ウイスキー、カクテルなどのアルコール類も取りそろえる。
馬目さんは「ゆったりとくつろげる場、地域の方々にとって生活の一部となるような店にできれば」と話す。
営業時間は10時~21時。