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調布・仙川のインド料理店「ミルチ」、インドの家庭料理提供し続け20周年

インド料理店「Mirch(ミルチ)」のサービスランチセット スパイシーチキンカレー、サフランライスとチャパティのハーフアンドハーフ、サラダ、ヨーグルト

インド料理店「Mirch(ミルチ)」のサービスランチセット スパイシーチキンカレー、サフランライスとチャパティのハーフアンドハーフ、サラダ、ヨーグルト

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 調布市仙川駅近くのインド料理店「Mirch(ミルチ)」(調布市若葉町2、TEL 03-3309-4668)が1月28日で20周年を迎える。

インド料理店「Mirch(ミルチ)」の店内

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 インドの家庭料理を提供し続けてきた同店。インド人の料理人と知り合い、本場の家庭料理に興味を持った岡崎克洋さんがインド料理店で調理の経験を積み、2004(平成16)年にオープンした。レストランや宮廷料理などで提供されるナンではなく、インドの家庭で毎日作られるチャパティを用意し、シンプルな調理法で素材の味を引き出すカレーなどを提供。若い世代から80代まで幅広い世代の客が来店するという。

 当初数種類だったカレーは、今では限定メニュー含め14種類程度を用意。「インドの家庭料理」という軸を守りながら、常に新しい食材や旬の食材を使った料理に挑戦し、最近はオリジナルの一品メニューにも注力している。「ナンや宮廷料理の方が人気なので方向転換を考えたこともあるが、今となっては初心を貫いてきて良かったと思う」と岡崎さんは20年を振り返る。

 アンティークやクラシックなものが好きだという岡崎さん自身で店の改装を手がけ、壁はクラシックカーに使われるライトブルーに塗り、モロッコやトルコの照明、沖縄杉のテーブル、仏像など自身が好きなものを少しずつ収集。アジアとヨーロッパが混在するような雰囲気ができあがった。

 メニューは、基本ながら味を決めるのに最も苦労したという「スパイシーチキン」、「ポークキーマ」、ビーガンの「ダールとマッシュルーム」などのカレー、スパイシーなサラダ「ひよこ豆のカチュンバル」、「チキンティッカ」などのアラカルトを用意。ドリンクにはインドのビール、ワイン、ウイスキー、ラム酒なども取りそろえ、ランチタイムにはサラダやデザートなどとカレーをセットしたサービスランチセットも用意する。

 岡崎さんは「何となくの自信を持って開業し、今では本当の自信に変わってきたが、まだまだ完璧ではない。これからも新たな挑戦を模索し続け、より多くの方々にインドの家庭料理を楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~23時。火曜定休。

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