調布・仙川にコワーキング・スペース「ココチ」-子ども連れも歓迎

貸しスペースとしても利用可能なコワーキング・スペース。毎週火曜日にはイベントなどを開催

貸しスペースとしても利用可能なコワーキング・スペース。毎週火曜日にはイベントなどを開催

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 調布の仙川商店街に8月20日、「“cococi” Coworking Space(ココチ コワーキング・スペース)」(調布市仙川町1)がオープンした。

運営者の市川さん。自分が暮らす地域との接点を大事にし、ゆるやかなペースだけど、本気で働く場になることを目指す(関連画像)

 コワーキング・スペースとは、さまざまな職種のフリーランスや起業前後の人々が同じ空間で働きコミュニケーションを持つことで、アイデアや仕事を生み出し共有する共同オフィススペースのこと。サンフランシスコが発祥とされており、国内でも2009年以降オープンし始めた。コワーキングは「working(仕事をする)」に「共同」「共に」という意味の接頭語「co」を付けた造語。

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 運営するのは、今秋に設立予定の非営利型株式会社「Polaris」とNPO法人「Connecting Dots」の代表を務める市川望美さん。子育て支援を中心とした事業の経験を持ち、今年1月にはビジネスコンペで起業支援金を得た。

 空間の面積は24.95坪。洋室1、和室2、キッチン1とロッカーを完備。Wi-Fiなどのインターネット環境を備え電源も提供。利用方法は主に「事業・活動の拠点として利用」「cocociの提供するサービス利用」「貸しスペースとしてワークショップや会議場所などに利用」の3種類があり、カメラやプロジェクターなどの機材を貸し出すサービスも用意する。

 毎週火曜日は誰でも参加可能なコワーキング体験イベント「jelly(ジェリー)」を開催。第1・3・5火曜10時~11時30分は、アイデアや企画などを持ち寄る「朝jelly!」を、第2・4火曜10時~12時は子ども連れで参加できる「MAMA jelly」を行う。参加費は、いずれも1回500円。

 市川さんは「3月11日の震災後、自分や友人が家族と連絡が取れなくなったのをきっかけに『緊急時のためにも地域の接点を大事にしたい』と思った。自分が暮らす地域の中で緩やかなペースで働くこと。緩やかなペースだけど本気で働くこと。両立できそうで両立しにくい、この2つの事を可能にするために知恵や経験、資源や人材を持ち寄る場になれば」と話す。

 併せて、育児をきっかけに離職をした事務職経験者などが、地域のフリーランサーや事業者のバックアップを行う事業「セタガヤ庶務部」の運営も開始。同事業の運営をサポートする「子連れインターン」も募集している。

 営業時間は9時~18時。日曜・祝日定休(入居者は定休日も使用可)。料金は、月々の利用方法に合わせたプランを用意する。全日利用=月額1万8,000円(ロッカー・メールボックス・事業相談などの特典付き)、週3日=月額1万円、週2日=6,000円など。入会金は2万円。単発利用は1日1,000円。貸し切りサービスにも応じる。詳しくはホームページで確認できる。

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