調布の子育てネットワークが活動報告-支援団体着実に増加

御座を敷き、子どもを横に寝かせて話を聞く参加者

御座を敷き、子どもを横に寝かせて話を聞く参加者

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 調布の子育て支援団体「ちょうふ子育てネットワーク ちょこネット」が5月23日、「調布市子ども家庭支援センター  すこやか」が主催する「エンゼル大学」で市内の子育て情報の紹介や活動を紹介した。

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 エンゼル大学は、市内に住む子育て中の人を対象にした子育てに関する正しい知識や対処法を学ぶ講座。同団体は「こんなにある!調布の子育て情報」をテーマに講師役を担当。これまで知る人ぞ知る存在だった子育て支援団体やサークルを紹介したほか、母親の産前産後ケア、子どもの遊び場、一時預かり先やメンバーが利用するカフェなども含めた市内子育て情報をホームページにまとめたことを披露した。

 昨年12月に発足した同団体は、着実に登録数を伸ばし、現在34の団体・個人が登録。当日は、そのうち5団体の代表が活動を紹介したほか、子育ての先輩として参加者の輪に入り「子育てに役立つ情報とは何か」をテーマに話し合った。

 参加者からは「幼稚園をどうやって選んだらいいかわからない」「一時預かりの場所はないか」「歩けるようになったばかりの子どもを安心して遊ばせることができる場所を知りたい」「つわりのときに引っ越してきたので外に出られず、情報も友達ネットワークもない」「ちょっとした育児の悩みを聞いてくれる人がほしい」などの声が上がる一方、「信頼できるクチコミ情報はネットでは得られない」などの声も。

 同団体事務局長の杉山裕子さんは「紹介した団体や『ちょこネット』のイベント参加をきっかけに、子育て中の方に市内に信頼できる仲間を作ってもらえればうれしい。本当に役立つ情報はその付き合いの中で得られる。育児の大変な時期はあっという間。人と人をつなげることで、楽しく子どもと向き合える環境をつくっていきたい」と話す。

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