調布・柴崎駅近くに1月23日、「中華そば みのや」(調布市菊野台1、TEL 070-6653-1276)が新橋から移転オープンした。
店舗面積は5.5坪で、店内はカウンターのみの8席。同店は1998年に国分寺で創業し、その後新橋駅近くへ移転し9年営業を続けた。店主の小美濃(おみの)正さんが武蔵野市の自宅から自転車で通える地域で営業したいと考え、柴崎へ移転した。
ラーメンは「正油ラーメン」「塩ラーメン」「油そば」(以上600円)の3種類。同料金で麺の量を、普通盛り(150グラム)・中盛り(200グラム)・大盛り(250グラム)から選ぶことができる。当初は学生客に向け中盛りと大盛りのみ提供していたが、オープン後に女性客や年配客も多く利用することがわかったため、普通盛りの提供も始めた。
国分寺で創業した同店は、武蔵野市周辺の北多摩地域のラーメン店で発祥したと言われる「油そば」がメニューに並ぶのも特徴。「油そば」は、少量の濃いタレに温かい麺を絡めて食べるもので、「まぜそば」とも呼ばれる。
小美濃さんは「毎日食べても飽きのこないラーメンを目指した。油そばはこのあたりでは珍しいメニュー。割とあっさりして食べやすく、学生や若い人には油そばの方が人気」と話す。
営業時間は、月曜~水曜・金曜・土曜=11時30分~14時30分・17時30分~23時、木曜=17時30分~23時、日曜・祭日=11時30分~15時。