「紅葉ウィーク」が始まる神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で11月23日、「芝生でピクニック」が開催される。
間もなくメタセコイアやカエデの紅葉が見頃を迎える同園では、色づく景色を楽しんでもらおうと11月16日~12月15日に「紅葉ウィーク」を行う。23日には秋空の下、芝生広場でピクニックを楽しめるよう、レジャーシートを貸し出して「芝生でピクニック」を開催する(シートは限定数、利用は無料)。
自然に囲まれた中で電子ピアノを演奏できる「芝生でピアノ」コーナーでは、持ち込み楽器とのセッションや歌唱も可能(1人または1組、10分以内)。芝生広場周辺には植物を扱うショップが出店し、生ビールやパンなどを販売するキッチンカーが並ぶ。「植物多様性コーナー」では植物について学べるクイズシートを配布し、東京の貴重な植物に触れあえる分園「植物多様性センター」(無料区域)を紹介する。
同園正門前で開催中の宿根草を主とした花壇コンテスト「東京パークガーデンアワード」を紹介するパネル展示も行う。広報担当の土方千鶴さんは「アワードに合わせてリニューアル中の宿根草園が芝生広場の隣にあるので、こちらもご覧いただければ」と話す。
同日から12月1日まで、隣接する深大寺地域で「第43回深大寺そばまつり」が開催される。最寄りの深大寺門や正門で入園チケットを提示すれば、当日限り、再入園が可能。土方さんは「当園でさまざまな植物の紅葉を鑑賞し、昼食に『そばまつり』を楽しみ、午後はまた園内を散歩するなど、一日ゆっくり過ごすこともできる」とも。
開園時間は9時30分~17時(最終入園は16時)。ピクニックイベントの開催時間は10時~16時(雨天中止)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。