4月13日に調布で開催される「第21回日本映画批評家映画大賞」の受賞者が発表された。主演男優賞に三浦友和さん、主演女優賞に大竹しのぶさん、新人賞には剛力彩芽さんやAKB48の前田敦子さんなどが受賞。受賞者は授賞式に出席する予定。
同賞は「映画評論家のみが選考委員となり、商業ベースとは一線を画し、本音で選ぶ映画賞」を趣旨に、映画評論家の故水野晴郎さんが発起。1991年から開催されている。
受賞者は、主演男優賞=三浦友和さん(RAILWAYS~愛を伝えられない大人たちへ~)、主演女優賞=大竹しのぶさん(一枚のハガキ)、助演男優賞=片岡愛之助さん(小川の辺)、助演女優賞=宮本信子さん(阪急電車)、新人賞(小森和子賞)=前田敦子さん(AKB48)(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら)、剛力彩芽さん「カルテット!」、審査員特別演技賞=西田敏行さん(星を守る犬)、ゴールデングローリー賞(水野晴郎賞)=北大路欣也さん、蟹江敬三さん、白川和子さん、山本陽子さん、ダイヤモンド大賞=浅丘ルリ子さん、特別功労賞(増渕健賞)=今村治子さん、編集賞(浦岡敬一賞)=山下健治さん「一命」、映画音楽アーティスト賞(日野康一賞)=辻井伸行さん「神様のカルテ」、アニメーション功労賞=保田道世さん、古川雅士さん、撮影監督賞=金宇満司さん、特別賞=「黒部の太陽」石原プロモーション、新人監督賞=三宅喜重さん「阪急電車」、監督賞=成島出さん「八日目の蝉」「山本五十六」、作品賞=「大鹿村騒動記」。
4月16日~20日には、くすのきホール(調布市小島町2)で受賞作品の上映会も予定している。