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批評家が本音で選ぶ映画賞「日本映画批評家大賞」、調布で今年開催へ
(2012年01月04日)
「第21回日本映画批評家大賞」が4月13日、調布で開催されることが決まった。同日にグリーンホール大ホール(調布市小島町2)で授賞式を開催し、16日~20日に受賞作品の上映会や監督のトークショーなどを予定している。
同賞は、映画評論家の水野晴郎さんを発起人とし、淀川長治さん、荻(おぎ)昌弘さん、小森和子さん(全て故人)などと、21年前の1991年に「第1回」を開催。「映画評論家のみを選考委員として、商業ベースとは一線を画す、本音で選ぶ映画賞であること」が趣旨。
昨年は主演男優賞に「毎日かあさん」の永瀬正敏さん、「ロストクライム-閃光」の渡辺大さん、主演女優賞に「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の永作博美さん、「ばかもの」の内田有紀さんが受賞。そのほか、助演女優賞に松坂慶子さん、助演男優賞に香川照之さんなどが選ばれている。
審査対象となる作品は、日本で1年間に製作される約2000本の作品のうち、東京の一般映画館で2週間以上上映された作品約500本。淀川長治さんが編集部長を務めた映画雑誌「映画ファン」の元編集部員で、現在、映画評の執筆を始め数多くの映画関連書籍を出版している渡部保子さんが選考委員の代表を務める。副代表は元日本ビクターで、現在フリーランサーとして多数の雑誌やラジオの構成、出演をしている福田千秋さん。そのほか、年間最低250本以上の映画を見ていることが条件で選ばれた8人の計10人で選考に当たる。
授賞式には調布市民200人程度を抽選で招待するほか、16日からの受賞作品の上映はスポンサーが見つかれば無料で鑑賞できるよう準備を進めているという。
「調布で開催できてうれしい。『映画のまち 調布』の事業の一つとして積極的にPRし、市民の皆さまにも楽しんでいただき、この賞が調布に定着することを目指していきたい」と、共催する調布市産業振興課の八田部長。荻昌弘さんの長男で、同賞の事務局長を務める荻昌樹さんは「著名な俳優もこの賞の趣旨に賛同し出席していただける。調布市の映画事業の一つとして貢献できたら」と話す。
受賞作品は震災被災地での上映も計画されている。
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