「第28回調布市花火大会」が7月18日に予定通り開催された。70分間に連続で打ち上げられた12,000発が夜空を彩った。
ここ数年天候に恵まれない開催が続いたが、本年は7月14日に梅雨明けが宣言され、最高気温が34度を超える真夏日の中、開催された。会場である多摩川河川敷には午前10時ごろから観客が場所取りを始め、16時からは有料席も開場し、色とりどりの浴衣や夏服に身を包んだ観客35万人でにぎわった。
19時20分のカウントダウンとともに多摩川・布田両会場から打ち上げが始まると、観客からは拍手と歓声が上がった。今年は2016年の東京オリンピック招致活動の一環で仕掛け花や音楽と花火のコラボレーションが行われたほか、来年のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」にちなみ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターをかたどった花火も打ち上げられた。
実行委員会事務局長の斉藤さんは「今年も無事に花火を打ち上げることができて良かった。事前準備から協力をしてくださった皆さまには心から感謝したい。観客にも話題性のある花火で楽しんでもらえたのでは」と話した。