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府中・明星学苑生徒が「ふちゅこま」サポーターに 地域貢献、生徒のキャリア教育にも

応援サポーター任命の会で「ふちゅこま」と握手をする生徒会メンバー

応援サポーター任命の会で「ふちゅこま」と握手をする生徒会メンバー

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 府中市のマスコットキャラクター「ふちゅこま」の応援サポーター第1号に任命された明星中学校・高等学校(府中市栄町)の生徒が現在、「ふちゅこま」の知名度向上を目指し活動している。

明星学苑オープンキャンパスにサプライズ来校した「ふちゅこま」

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 「ふちゅこま」は、同市の市制施行60周年記念の市民提案事業の一つとして、同市の魅力を全国に発信するために、2016年に誕生したマスコットキャラクター。国指定重要文化財でもある同市・大國魂神社所蔵の木造狛犬をモチーフに、市の木である「けやき」をしっぽに、市の花「梅」と市の鳥「ひばり」を財布にあしらいデザインされた。監修は元AKB48メンバーで、同市出身の河西智美さんによるもので、全国自治体のゆるキャラでは初の大手芸能プロダクション「ホリプロ」所属のタレントとなる。

 明星学苑は1923(大正12)年創立の伝統ある学校法人。市内唯一の私立中高一貫校であるため、「地元に根差した同キャラクターの応援サポーターに」と同市から協力依頼があったという。応援サポーターとして、同キャラクターがエントリーしている2017年「ゆるキャラグランプリ」の上位入賞を目指し、「ふちゅこま」の知名度向上と魅力の発信に貢献していきたい考え。

 日頃からボランティア活動など、生徒主体の活動に注力している同校。担当者は「市と共に地域に貢献するサポーター活動が、生徒には地域や地元企業を知るきっかけになるほか、職業観を広げキャリア教育につながる効果も期待している」と話す。

 8月19日、同校のオープンキャンパスに「ふちゅこま」が登場。訪れた来校者らに囲まれ写真を撮られるなど、その人気ぶりがうかがえた。今後も共に地元を盛り上げるため、互いに交流し活動していくことで、地域貢献とPRの相乗効果を期待している。

 オープンキャンパスに参加した明星中学校2年生の浅間大地さんは「『ふちゅこま』が来校するとは知らず驚いたが、ホームページなどで見るよりも実物はかわいく、ダンス部と一緒に踊ってくれて、とても愛嬌(あいきょう)のあるキャラクターだと思った。また、明星祭にも来校してほしい」と話す。

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