調布駅近くの調布銀座に9月5日、多国籍居酒屋「TaiPeiS91 GINZA(タイペイズナインティワンギンザ)」(調布市小島町1、TEL 042-444-8285)がオープンした。
同店は、調布銀座にある「台北飯店」の店主・境屋敏克さんが新たに開業した多国籍料理の居酒屋。タイ、中華、欧米、日本料理などジャンルを問わず、「厳選した素材をおいしく生かす料理」をコンセプトに提供。境屋さんは「メニューを絞るのに苦労した」と言い、築地直送のシーフードを中心に、こだわりの食材を使った各国料理が楽しめる店を目指すという。
南伊豆から運んだ流木を飾り付けた店内はリラックスできる雰囲気を演出。店舗面積は10坪で、テーブルとカウンターを合わせ22席を用意する。先代が新宿で開業した「台北飯店」を継ぎ、調布銀座に移転して32年。愛着のある同商店街への出店に際して、境屋さんは「『トリエ京王調布』が開業間近で駅前の開発が進む中、歴史ある『調布銀座』も負けないように盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。
メニューの売りは毎日仕入れる築地の魚介類を使った料理で、「いわしのカルパッチョ」(700円)、「ウニの海苔(のり)巻き」(800円)、「たっぷりムール貝のワイン蒸し」(1,100円)、「オマール海老(えび)の鉄板焼き」(4,800円)などを用意。このほか、リンゴで育った香りの良い「信州アップル牛のステーキ」(2,800円)や八ヶ岳の「職人のソーセージ」(1,800円)、「ナスとモッツアレラのミートソース」(800円)などの洋食やパスタ料理もメニューに並ぶ。
ドリンクメニューは、ビール(500円~)、強炭酸のハイボール・サワー各種(500円)、赤・白グラスワイン(500円)、ソフトドリンク(380円)などを用意する。
境屋さんは「築地直送のシーフードや信州のこだわり牛など、素材と味に自信を持って出す料理ばかり。ぜひ調布銀座に足を運び、来店していただければ」と話す。
営業時間は11時30分~14時、17時~24時。日曜定休。