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調布・深大寺のそば店 年末年始の準備に大忙し 老舗店では三が日に三千人超来店

「元祖 嶋田家」の人気メニュー「上天ざる」。亀島弁財天池を眺めながら

「元祖 嶋田家」の人気メニュー「上天ざる」。亀島弁財天池を眺めながら

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 深大寺の山門前に位置するそば店「元祖 嶋田家」(調布市深大寺元町5、TEL 042-482-3578)では現在、年末年始の準備に追われている。

「戌(いぬ)」の土鈴作りに追われる深大寺参道の楽焼店「むさし野深大寺窯」

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 開創以来1300年の歴史を刻む古刹(こさつ)として知られる深大寺の周辺には20店のそば店が立ち並び、年末年始には多くの人が名物「深大寺そば」を食べに訪れる。文久年間(1861~1864年)創業の同店は、先代が使っていた地粉に近い青森産の粉を使い、昔ながらの石臼でひいたそば粉で打つコシが強いそばが特徴で、老舗そば店として人気を集めている。

 同店では現在、地方発送800食の注文を受け、年越しに間に合うよう12月29日の発送を目指すほか、元日から三が日にかけては例年約3600人が来店することから、年末年始の準備に追われている。

 毎年、初詣の帰りに同店に立ち寄るという調布在住の男性は「新年の縁起物として、毎年『嶋田家』でそばを頂くのがわが家の恒例。亀島弁財天池を眺めながら食べるそばは格別」と話す。

 京王バスは大みそかから元旦にかけて、深大寺への初詣臨時バスを運行。調布駅北口・つつじヶ丘北口と深大寺を結ぶ臨時バスを、22時30分ごろ~3時ごろの間に約20 分間隔で運行し、最終便は深大寺発3時ごろを予定する。

 同店の年末年始の営業時間は、12月31日=9時~21時、1月1日~3日=10時~18時。

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