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調布・仙川にイタリアン新店 神経〆した鮮魚・飛騨牛・クラフトビール売りに

「trattoria filo」五島列島直送”放血神経〆”の鮮魚を使った「メイチ鯛のムニエルと高山モッツァレラ」(日によってメニューは異なります)

「trattoria filo」五島列島直送”放血神経〆”の鮮魚を使った「メイチ鯛のムニエルと高山モッツァレラ」(日によってメニューは異なります)

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 調布市仙川駅近くに1月20日、イタリアンレストラン「trattoria filo(トラットリア・フィーロ)」(調布市仙川町1、TEL 03-6873-8425)がオープンした。

「trattoria filo」サービスの工藤伊生さん(左)と料理人の伊藤泰宏さん(右)

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 同店は2015年に隣駅つつじヶ丘にオープンしたカフェバー「Bottles」(西つつじケ丘3、TEL 042-444-3933)の姉妹店。「小さくても多様な文化を創出する」という理念の下、「Bottles」の運営経験を持つ工藤伊生さんとイタリアンの料理人をしていた伊藤泰宏さんを中心に、「正統派イタリアンに新しさと驚きを与える」をコンセプトとしたレストランをオープンした。

 提供する鮮魚は、長崎・五島列島の豊かな自然環境で育ち水揚げされた魚を脳死させて鮮度を保つ「放血神経〆」という方式を用いて直送。伊藤さんの故郷である岐阜県のブランド和牛「飛騨牛」や産地直送の野菜、料理に合わせて熟成させた魚を使い、中国しょうゆを隠し味に使うなど、「新しさと驚き」を加えた料理を提供する。飲み物は正統派イタリアワインに加え、料理に合わせて楽しめるさまざまなテイストのクラフトビールを用意する。

 店舗面積は約15坪で、約3カ月かけて旧店舗の内装撤去から自分たちで手作り。料理ができあがるプロセスや会話を楽しんでもらおうと、オープンキッチンが見渡せるカウンター席をメインに、酒を楽しむソファ席など約18席を用意した。

 メニューは、愛知から直送したトマトを使った「ファーストトマトと高山モッツァレラチーズのカプレーゼ」(900円)、放血神経〆した鮮魚の「カルパッチョ」(1,000円)、「ヴァポーレ」(2,300円~)、飛騨牛の「しんたま肉のタリアータ」(1,800円)、「自家製スモークベーコンと彩々キノコのカルボナーラ」(1,300円)、「パルミジャーノチーズのリゾット」(1,000円)など。飲み物は、クラフトビール「コエド」、グラスワイン(以上800円~)、カクテル(700円~)などを用意し、今春からはランチも営業を開始する予定。

 工藤さんは「お客さまに楽しんでもらうサービスのスキルを磨いて、お客さまとお客さまをつなぐような店になれば」と話し、伊藤さんは「食材それぞれのおいしい食べ方をもっと研究して、さまざまな料理を提供したい。料理ができあがるプロセスを楽しんでいただき、料理を中心としたコミュニケーションの場になれば」とも。

 営業時間は18時~24時。火曜定休。

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