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調布・仙川に陶のボタンと陶器の店 ワークショップや服飾小物販売も

「陶と布 0.5gram」 陶のボタン

「陶と布 0.5gram」 陶のボタン

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 陶のボタン、陶器、服飾小物の店「陶と布 0.5gram(グラム)」(調布市緑が丘1)が9月25日、調布市仙川にオープンした。

「陶と布 0.5gram」店主のあらいかずよさん

 陶のボタンを創作しイベントや個展での販売を行ってきた工房「Atelier Link(アトリエリンク)」(八王子市)でアシスタントをしているあらいかずよさんが、一つずつ趣の異なるボタンを客にじっくりと見て選んでもらう場所を構えたいと同店をオープンした。

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 一つずつ手作りするボタンは、土、釉薬(ゆうやく)、焼く温度などによって色が一つずつ異なる。装飾を控えたシンプルなボタン(3個=1,200円~)は50色に分けられ、サイズも8.5ミリから23ミリまで展開。山形パンや花びらなどをモチーフにしたボタンや、画家が上絵付けしたボタン(以上600円~)、陶のブローチ「Link Bird」(2,500円)や、陶のボタンが付いたハンカチ(1,800円)なども用意。小さな陶芸窯も設置し、素焼きしたボタンを削って形を整え、釉薬をかけて本焼きするワークショップも実施する。5つのボタン制作で所要時間は1時間30分ほど、費用は4,000円(以上、税別)。

 店内では、自然素材を感じてもらえるよう、全国各地の作家が制作した個性的な陶器なども展示販売する。現在は長崎県の磁器、香川県のまき窯で作られた陶器、埼玉の漆器を用意。長崎県の磁器は、江戸時代から平戸藩の御用窯として幕府献上品を製作していたという伝統を持つ平戸藤祥の作品で、当時からの代表作で欧米での評価も高い、卵の殻のように極めて薄く軽い「卵殻手(らんかくで)」なども用意している。

 あらいさんは「ちょっとした手間をかけて陶のボタンを生活に取り入れることで、その時間がかけがえのないものとなり、気持ちもリセットできると思う。陶のボタンをはじめ、陶磁器や窓から見える仙川の景色を眺めるなど、地域の皆さまに気軽に立ち寄ってもらって、集っていただける場所に育てていけたら」と話す。

 時間は11時~18時。月曜定休(臨時休業あり)。