東京では3月21日にソメイヨシノの開花宣言が発表され、現在、開花した調布市内各所の桜も間もなく見頃を迎える。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技会場となる「武蔵野の森総合スポーツプラザ」(西町)周辺は、約300本の桜並木が続く。甲州街道から武蔵野の森公園までを結ぶ「スタジアム通り」は、桜の下、ジョギングやウオーキングを楽しむ人が多く見られる。
間もなく見頃を迎える多摩川周辺の桜。京王多摩川駅から日活撮影所付近までの約1キロに、140本のソメイヨシノが並ぶ「桜堤通り」、多摩川沿いの土手や「染地通り」など、例年花見客や家族連れ、散策する人でにぎわいを見せる。
このほか深大寺周辺、野川沿い、神代植物公園、野川公園など、市内には多様に桜を楽しめる人気の名所が多く、花見の時期を心待ちにする市民は多い。関東地方は平年より3~4日開花が早かったため、市内の桜は今後1週間ほど見頃が続くと予想され、4月にスタートする新生活にも花を添える。