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調布・國領神社の「千年乃藤」が開花 薄紫に染まる藤棚、GWは市民交流イベントも

國領神社「千年乃藤」、満開の様子

國領神社「千年乃藤」、満開の様子

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 調布・國領神社(調布市国領町1)の神木「千年乃藤」が開花し、見頃を迎える4月28日・29日、「国領千年乃藤まつり」が開催される。主催は2011年にチャリティーを目的に設立された国領千年乃藤まつり実行委員会。

藤の開花時期限定「藤柄の朱印」

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 藤は「幾歳月を経て今日もよく伸び茂る」ことから、延命・子孫繁栄・商売繁栄・万事繁栄に通じるとされ、「藤(フジ)」の字は不二、無事に通じることから、地元では同神木を畏敬の念を込めて「千年乃藤」と呼ぶ。樹齢400~500年の千年乃藤は、高さ12メートルまで上り、また下りてきて面積約400平方メートルの棚一面に広がる。境内が薄紫に染まる見頃の時期には、毎年多くの市民が見物に訪れる。

 この藤が描かれた同神社の朱印帳は、寺社巡りファンの間で人気があるという。加えて、開花時期限定で、千年乃藤の実の入った「千年乃藤 御守」と藤柄の朱印を授与している(御守は数量限定)。

 開花に合わせ、例年ゴールデンウイークに「藤まつり」を開催。2011年に東日本大震災の被災地支援チャリティーを目的に始まった同イベントは、今年で9回を数える。現在は、「ちょうふ八景」に選ばれている神木を守り育てる基金事業として継続。2日にわたってステージや屋台が催され、満開の藤の下、市民が手作りする交流の場としてにぎわう。

 開催時間は、4月28日=10時30分~17時30分、29日=10時~16時。小雨決行。

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