七夕について解説する「七夕プラネタリウム」が7月6日・7日と8月7日、府中市郷土の森博物館プラネタリウム(府中市南町6、TEL 042-368-7921)で特別投映される。
七夕は「織姫と彦星が一年に一度会う星のお祭り」として広く知られ、願い事を書いた短冊をササにつるして飾ることが多い。しかし、なぜササ飾りをするのか、そもそも七夕行事の由来は何かなど詳しいことを知らない人も多い。同館では星への関心が高まるこの時期、ドームに織姫星(ベガ)や彦星(アルタイル)、天の川を中心に美しい星空を眺めながら七夕について詳しく解説する。
開催日は、現在の暦の七夕である7月7日と前日の6日(11時30分~、14時30分~)のほか、「伝統的七夕」の8月7日(14時30分~)。伝統的七夕とは、太陰太陽暦(いわゆる旧暦)の7月7日にちなんだかつての七夕で、毎年日付が変わる。今年は「スター・ウィーク(星に親しむ週間)」最終日の8月7日に当たる。晴れた伝統的七夕の日は必ず、夕暮れの空に七日月がかかり、頭上に1等星の織姫星(ベガ)が明るく輝く。
解説員は「雨でも満天の星を楽しめるプラネタリウムで七夕や星について学び、さらに七夕行事を楽しんでいただければ」と話す。
夏休み自由研究のヒントになりそうな月や惑星、流れ星などについて解説する「自由研究おたすけプラネタリウム」も7月30日~8月4日(11時30分~)に特別投映する。
投映時間は、平日=14時30分~、16時~、土曜・日曜・祝日・夏休み期間(7月20日~9月1日)=10時~。17時からの投映は8月土曜・日曜・祝日・8月13日~16日・9月1日。観覧料は大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料。博物館入場料が必要(一般=300円、中学生以下=150円、4歳未満無料)。特別投映は各種割引き・優待・回数券・減免等の利用不可。チケットは当日9時から販売。定員187人。