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調布のラーメン店が35周年 「情に厚いお母さん」の味と店を守り続ける

昔ながらの味を受け継いでいる「たから家本店」の「らーめん」(700円)

昔ながらの味を受け継いでいる「たから家本店」の「らーめん」(700円)

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 調布駅近くのラーメン店「たから家本店」(調布市小島町1、TEL 042-489-2400)が10月1日、35周年を迎える。

創業者・栗原妙子さんから味と情を受け継いだ長女の脇坂朋子さん

 栗原妙子さんが1984(昭和59)年、武蔵野市場(現・深大にぎわいの里)で創業した「たから家」。その後、現在地に移転し、1人で切り盛りしていた。当時は女性の働く場が少なかったことから、多くの女性を雇い、給料の少ない若者にラーメンのほかに手作りのいなりずしを振る舞うなど、「情に厚いお母さん」と常連客に愛されていた栗原さんだが、2003(平成15)年に体調を崩し、突然の他界。家族が店を残そうと奮闘し、当時、アメリカで姉妹店を展開していた長女の脇坂朋子さんが8年前に帰国し、現在も受け継いでいる。

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 同店のラーメンは、豚骨と鶏ガラをベースにしたあっさりしたスープと平打ち麺が特徴。常連客のために細麺も用意し、昔ながらの味と情を守る。メニューは、「らーめん」(700円)、「温玉らーめん」(800円)、「ちょい辛ネギまみれ」(850円)、「元氣らーめん(しょうゆ味・塩味・みそ味)」(1,000円)、「叉焼らーめん」(1,150円)、「お宝らーめん」(1,450円)、「つけ麺」(800円)、「叉焼丼」(700円)、「皿餃子(6個)」(450円)などを用意する(価格は全て税別)。

 脇坂さんは「若い方もあっさりしたラーメンを求めて来店くださるようになり、常連のお客さまも支えてくれる。今後、駅周辺の変化でどうなるか分からないが、母を支えてくれ、愛してくれた地元の方々のためにも、母の味と店を守り続けたい」と話す。

 営業時間は、平日=11時~22時、土曜・日曜・祝日=11時~21時。水曜定休。10月以降、増税による価格変更予定。

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