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調布で「空き家×カフェスタンプラリー」 リノベカフェをシェアサイクルで

「空き家×カフェスタンプラリー」の拠点「FUJIMI LOUNGE」の改修前と後 酒屋からカフェにリノベーション

「空き家×カフェスタンプラリー」の拠点「FUJIMI LOUNGE」の改修前と後 酒屋からカフェにリノベーション

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 調布市内の空き家をリノベーションしたカフェをシェアサイクルで巡る「空き家×カフェスタンプラリー」が11月9日と17日、調布市主催、「FUJIMI LOUNGE(フジミラウンジ)」(調布市富士見町3、TEL 090-9232-8437)共催で行われる。

市内のシェアサイクルステーションに並ぶ「のりすけ」

 国内外で事業を展開し数々の賞を受賞している建築家の菅原大輔さんが今年5月にオープンしたカフェ「FUJIMI LOUNGE」。山中湖などで地域活性化の課題解決や建物のデザインを手掛ける中、人をつなぎ、人が集うコミュニティーデザインの重要性を痛感。交通の便が限られる同所にカフェを構えてコミュニティーをデザインすべく、オープン当初から多様なイベントを開催している。

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 同地域は、全国的な社会問題となっている空き家対策として調布市が取り組んでいる「空き家利活用提案プロジェクト」を進めている地域の一つで、かつて酒屋だった店舗をリノベーションし街の活性化を目指す同店を空き家利活用の紹介事例として、空き家の現状を知って考えてもらう「調布市空き家対策啓発事業」のイベントを共同で企画、開催することとなった。

 同店は駅からは距離があることから、移動手段として自転車に注目。同市が実証実験を行っているシェアサイクル(ハローサイクリング「のりすけ」)事業を取り込み、空き家を再生して成功しているカフェと観光スポットを参加者に巡ってもらうことで、空き家対策の啓発に加え、街の回遊性を体感し、同市の魅力を再発見してもらうことを目的とする。

 イベントが行われる2日間は、スタンプラリーの参加申し込みをすると当日のシェアサイクル「のりすけ」が無料提供され、市内外ののりすけステーションで乗り降りが可能となる。空き家を再生した成功例として、同店のほか、新聞配達詰所を改修した「cafe DOMITOLI(カフェドミトリ)」(深大寺元町1)、倉庫を改修した「K-Stunt Studio/Kozy Stand Coffee(ケイスタントスタジオ/コージースタンドコーヒー)」(下石原2、TEL 042-444-0744)の3店と富士町内の2つ以上のフォトスポットを巡ると、翌日以降使用できる「のりすけ1日乗り放題クーポン」が進呈される。

 スタート地点となる同店では空き家改修事例の展示も行い、同店徒歩1分のアトラス調布ガーデンカフェでは9日に調布の空き家の現状に関するトークセッション、17日には空き家デザイン・設計に関するトークセッションも開催される。 

 菅原さんは「シェアサイクルの利点はどこで借りてもどこで返してもよい点で、電車とバスとシェアサイクルを組み合わせることで街の回遊性が格段に高まる。地元の方が他の地域を巡り空き家や街について考える機会になれば。街の回遊性や空き家のデザインなどに興味のある方にも参考にしていただけるのでは」と話す。

 開催時間は、スタンプラリー=10時~17時、トークセッション=両日とも13時30分~15時。

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