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調布で関東大学アメフトリーグ 「甲子園ボウル」目指し熱戦、復帰の日大アメフト部も

「BIG8」に復帰した日大フェニックスvs青山学院大学

「BIG8」に復帰した日大フェニックスvs青山学院大学

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 日本中が熱狂したラグビーワールドカップが終わり、「ラグビーロス」の声が上がる中、アミノバイタルフィールド(調布市西町)などで開催している関東大学アメリカンフットボールリーグが現在、盛り上がりを見せている。

「TOP8」前年王者・早稲田大学(オフェンス)vs立教大学

 関東学生アメフト1部リーグは「TOP8」と「BIG8」の8×2=16大学でブロックを編成。毎年TOP8下位とBIG8上位が入替え戦を行う。「TOP8」が目指すのは、12月15日、阪神甲子園球場で開催される「甲子園ボウル」。全日本大学選手権の頂点を決める決戦で、東日本と西日本の代表チームが、約3万5千人の観衆を前に戦う。大学単体スポーツで最も集客力のある同決戦は、世間の注目度も高い。

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 関東学生アメリカンフットボール連盟の前川誠さんによると、現在TOP8は接戦で、「上位チームは、昨年王者で安定した早稲田大、一戦ごとに強くなる明治大、選手層の厚い法政大と、実力が接近している。ファイナルに向かい直接対決や今後の展開が楽しみ」と話す。「対する西日本代表を目指す『関西学生リーグ』も混戦模様」とも。

 今季の注目の一つは、悪質タックル問題で1年間の出場停止が解け「BIG8」に復帰した日大フェニックス。前川さんは「指導者の問題で1年間出場できなかった日大を待ち望んでいた人が多かったのでは」と言うほど、日大の応援を中心に、昨年を上回るペースで観客を動員しているという。

 「TOP8」に初昇格した東大も注目だと言い、「スポーツ推薦や特待制度がない国立大学でTOP8に上がるのは珍しい。科学的トレーニングで鍛えたフィジカルと、頭脳を使った戦術は、他チームと競り合ってリーグを面白くしている。勝ち星はまだないが、東大OBOGの応援客も多く、新風を吹き込んでいる」と話す。

 アメフト観戦を楽しむ女性が増えつつあるという。アメフトは、アメリカで最も人気のあるスポーツで、ショーアップ・エンターテイメントの要素は、ルールを知らない初心者も観戦を楽しめる。「リーグ戦の観客は、女性客が4割と比率が高く、チアリーディング、吹奏楽部の応援風景や校歌合唱なども大学スポーツならでは。ルールを知らずとも非日常的な時間を楽しんでいただける」と前川さん。「あと1ヤードをとるために、どういうパスをするかランをするのか、また得点シーンの華やかさにも注目してほしい」とも。

 リーグ戦は12月15日まで。チケットは、当日=1,300円、前売り=1,100円、高校生以下無料。問い合わせは、関東学生アメリカンフットボール連盟事務局(TEL 042-440-0881)まで。

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