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狛江・食べると暮らしの店「つむぐ食堂」 地域をつなぐ憩いの場に

素材そのものの味わいを生かした「つむぐ週替わり定食」

素材そのものの味わいを生かした「つむぐ週替わり定食」

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 食べると暮らしの店「つむぐ食堂」(狛江市岩戸南4、TEL 03-3480-3361)が11月23日、狛江市内の住宅街にオープンした。

店主の菅原伸忠さん(左)、菅原美景さん(右)

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 店主の菅原伸忠さんは、バングラデシュを支援する国際協力活動に従事し、現地に3年半駐在した経験を持つ。妻の美景さんは料理の勉強をするために渡仏した後、民間の学童保育で調理を担当。体に優しい献立や手作りの調味料などを提供し、経験を積んできた。

 同店でも、素材そのものの味わいを生かし、安全な食材、調味料を使った食事を提供する。狛江産を含む国産の野菜を取り扱うほか、西調布のロースター・カフェ「PANTRY COFFEE」で焙煎(ばいせん)された豆を使った「スペシャリティコーヒー」(495円)を提供するなど、地域とのつながりを感じられるメニューも用意する。

 店舗面積は約100平方メートルで通常時は23席を用意。室内は自然素材のナチュラルなインテリアで統一し、入り口のサンルーフから注がれる自然光で明るい空間に仕上げた。併設するギャラリーでは、器や布など暮らしを豊かにする生活道具を展示販売する。

 食事メニューは、ご飯・副菜2品・汁物・香の物がセットになった「つむぐ週替わり定食」と「季節の定食」(以上1,320円)、「お子さま三色丼」(550円)を用意。スイーツは、オーガニック・無農薬の安心な素材を使った「季節のケーキ」「ガトーショコラ」(各550円)を用意。ドリンクメニューは、スリランカから直輸入した茶葉を使った「スリランカ産オーガニックティー」(605円)、高知県の桐島畑で自然栽培されたショウガと黒糖を使った「自家製ジンジャエール」(605円~)など。夜の部では、狛江産のクラフトビール「籠屋ブルワリー」(869円)、「自家製梅酒」(770円)などのアルコール類も提供する。

 菅原さんは「お客さまがホッと一息つける食堂であると同時に、地域の方たちが気軽に集えるコミュニティースペースにしていきたい。今後はイベントやワークショップも開催し、人と人のご縁をつむいでいきたい」と話す。12月25日には、アコースティックギターのクリスマスライブも開催される予定。詳細と予約は、同店ホームページまで。

 営業時間は11時~16時30分、18時~22時30分。月曜・木曜・日曜定休。

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