池の水を抜いてかいぼりをするテレビ番組に出演している金本敦志さんが講師を務める環境学習「かんきょう塾2019特別公開講座」が2月1日、府中市市民活動センタープラッツ内バルトホール(府中市宮町1)で開催される。
金本さんは、東京都を拠点に公園や花壇など身近な自然を市民と共に守り育てる活動をしているNPO法人「NPO birth」の自然環境マネジメント部次長。都立浅間山公園(府中市浅間町4・若松町5)や都立武蔵野公園(府中市多磨町2)などの運営に携わっている。浅間山公園では地域の多様な主体と連携して、雑木林を守り育てていくための「保全管理ガイドライン」を完成。昨年のラグビーワールドカップ前には「調布駅前広場 花いっぱいおもてなしイベント」も行った。全国各地のかいぼりにも協力し、テレビ番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦!」に出演している。
府中市環境保全活動センターは毎年、市民を対象に環境学習の場として「府中かんきょう塾」を開催。今回の特別公開講座は金本さんを講師に招き「全国のかいぼりをやってわかった! まちなかの生物多様性と外来生物」と題し、市内の公園での取り組みやかいぼりの経験から見た府中の町なかにいる生物について解説する。
担当は「今の府中で何が起きているのか、楽しく分かりやすく話していただくので、生物や環境に関心のある人はぜひ来場を」と呼び掛けている。
開場は9時15分、開演は午前9時35分(約2時間)。定員は276人(車いす席6席)。申し込み不要、参加無料。