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府中のプラネタリウム再開 星景写真展や見頃迎えたアジサイも

感染症対策をしてプラネタリウム再開

感染症対策をしてプラネタリウム再開

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のために長らく投映を中止していた「府中市郷土の森博物館プラネタリウム」(府中市南町6、TEL 042-368-7921)が6月19日、再開した。特別展示室では「日本星景写真協会写真展-星の風景-」も開催している。

府中市郷土の森博物館の園内で職員が撮影した星景写真

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 投映する番組は、同館オリジナル番組の生解説プラネタリウム「今夜の星空と星占いの星座たち」、親子で楽しめる人気アニメのプラネタリウム版「名探偵コナン 星影の魔術師」、「リラックマのプラネタリウム」の3本(投映時刻は日時により異なる)。7月4日・5日・7日は特別投映「七夕プラネタリウム」(11時30分・15時30分)を行う。

 感染症対策として当面の間、間隔を空けて着席するために定員を187人から35人に縮小する。グループで来場した場合も席が離れる(介助等が必要な場合は対応する)。定員や投映スケジュールは、状況により変更する可能性がある。

 特別展は、日本星景写真協会に所属する38人の写真家たちによる60作品を展示。星空と地上風景を同一画面に収めた天体写真の一ジャンルで、「星のある風景写真」とも言われファンが多い「星景写真」を展示。同協会員の作品とは別に、府中で撮影された星景写真も展示する。当初予定していたギャラリートークと公開座談会は中止する。開催は7月5日まで。

 同館では、入場時の検温・マスクの着用・咳(せき)エチケット遵守・記名(クラスター発生時の連絡用)をお願いしている。体調不良や発熱がある場合は入場できない。館内ではほかの入館者と一定の距離を保つよう呼び掛けており、展示室が混雑する場合は入室を制限する。

 プラネタリウム担当者は「子どもから大人までなじみのある星占いの星座にスポットを当てた番組で、楽しみながら星座について学べる。実際の夜空で星座を探すなど、星空を見上げるきっかけになれば」と話す。

 同館の園内各所では現在、アジサイの花が見頃を迎えている。広報担当者は「毎年『あじさいまつり』を開催してきたが、今年はイベントを中止している。花は昨年よりきれいに色付いているので、広い園内を回って梅雨の風情を味わって」と話す。

 博物館の開館時間は9時~17時(入場は16時まで)。月曜休館(月曜が祝日のときは翌日、番組入れ替えや保守点検のためプラネタリウムのみの休投日あり)。博物館入場料は、一般=300円、中学生以下=150円。プラネタリウム観覧はさらに、一般=600円、中学生以下=300円(以上、4歳未満無料)。チケットは当日9時から販売。

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