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調布・布多天神社が夜間参拝 大安限定、祝い詣でなどに対応

大安日に夜間参拝を始めた布多天神社

大安日に夜間参拝を始めた布多天神社

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 調布・布多天神社が、秋の祝い詣が増える季節を迎え、大安日限定で20時までの夜間参拝を始めている。

夜間参拝日の社務所は19時まで、おみくじやお守りにも対応

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 コロナ以前は24時間開門していたため、さい銭箱前までの参拝は夜間も可能だった同神社。コロナ禍以降、感染拡大の予防措置として17時に閉門していた。閉門後に清掃・消毒作業を行う理由のほか、神社境内に、夜間飲酒した人が立ち寄って集まることを防止する目的もあったという。

 コロナによる自粛で、観光目的の参拝者が減ったほか、地域住民のお宮参りなど、諸祈願が減少したため、少なからず影響を受けた神社は多い。夜間参拝について、同神社・禰宜(ねぎ)の野澤晃司さんは「秋はお祝い詣でが増える。参拝者が集中するのを避け、分散するように考えた。感染対策を講じた上で、安心・安全にお祝いしたいという要望をかなえるために工夫した。実際に写真の撮影後に初宮詣でに来られるなど喜ばれている」と話す。

 9月に大安限定で始めた夜間参拝は、夜も祈願を受け付けるほか、神札やお守りなどを頒布できるよう、社務所を19時まで開所している。「夜の時間に神職が常駐し、ご祈願ができる神社はまだ少ないだろう」とも。

 野澤さんは「コロナ禍でも感染予防に努めた上で、節目の大切なお祝い事やご祈願にはできるだけ対応させていただきたい。ご相談いただければ」と話す。

 夜間参拝可能日は、11月12日・16日・22日・28日、12月4日・10日・15日・21日・27日。夜間の各種祈願は18時30分まで(最終受付)。受付時間帯延長相談可。祈願は要予約。

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