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調布・國領神社の「千年乃藤」が開花 藤まつりは4日間開催

見頃を迎えた國領神社「千年乃藤」、棚一面に広がる過去の様子

見頃を迎えた國領神社「千年乃藤」、棚一面に広がる過去の様子

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 「ちょうふ八景」に選ばれている調布・國領神社(調布市国領町1)の「千年乃藤」が開花し、間もなく見頃を迎える。

藤の開花時期だけ頒布される「千年乃藤 絵馬」

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 同神社の神木「千年乃藤」は高さ12メートルまで達し、面積約400平方メートルの棚一面に広がっている。樹齢は400年~500年。藤の木は「幾歳月を経て今日もよく伸び茂る」とのことから、延命・子孫繁栄・商売繁栄・万事繁栄に通じるといわれ、「藤(ふじ)」の字は不二・無事に通じ、災厄を防ぎ守る意味もあり、人々は畏敬の念を込めて「千年乃藤」と呼んでいる。

 例年は4月下旬に開花する藤だが、今年は桜と同様に開花が早まった。藤が棚一面に花房を付けて境内が藤色に染まる時期は甘い香りが漂い、市民はもちろん遠方からも参拝客が訪れる。同神社は、花の開花時期限定で藤の特別朱印や絵馬、お守りを授与する。

 見頃に行う今年の「国領千年乃藤まつり」は4日間の開催で、藤棚の下、多彩なステージや屋台、藤のライトアップを展開。感染症対策として、入場制限を行う場合があるほか、入場時の検温、手指の消毒、マスクの着用などの協力を呼びかける。

 宮司の野澤さんは「今年で11回目を数える『国領千年乃藤まつり』。感染症対策を取りながら開催するので、来社される方も十分な対策をしたうえで、藤まつりを楽しんでいただけたら」と話す。

開催時間は、16日・23日=11時~17時、17日・24日=10時~16時。新型コロナの感染状況や天候により中止・延期の場合あり。

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