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調布・仙川にグラノーラとスムージーのカフェ「ハル」 シェアカフェから常設店へ

カフェ「haru」看板メニューのグラノーラ(ドライフルーツ)とスムージー(ベリーヨーグルト)

カフェ「haru」看板メニューのグラノーラ(ドライフルーツ)とスムージー(ベリーヨーグルト)

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 グラノーラとスムージーと総菜のカフェ「haru(ハル)」(調布市仙川町3)が9月8日、仙川駅近くにオープンした。

カフェ「haru」店主の角田悠さん(左)と母の角田明美さん ナチュラルで落ち着いた店内で

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 仙川駅近くのシェアカフェ「3beans」で2020年から月2日、グラノーラとスムージーをメインに提供する店を開いていた角田悠さんが手がける同店。母が手作りする料理が好きで、自身で子どもを持ってからは、ほとんど全ての食事を手作りしているという角田さん。体のメンテナンスにも興味を持ち、2018(平成30)年から、シェアカフェの上階で、タイ古式マッサージの施術士やヨガのインストラクターとしても活動している。

 角田さんが自宅で朝食やおやつにも食べているというグラノーラは、さまざまな店の商品を食べて研究を重ね独自のレシピを作った。友人にプレゼントしたところ好評だったことから、販売に挑戦しようと、同じく手作りしていたスムージーとグラノーラの店としてシェアカフェに出店。飲食店のアルバイト経験もあり、料理やものづくりが得意な母と一緒にカフェを開く夢をぼんやりながら描いていた。やがてリピーターも増え、テナントとの縁もあり、夢を実現し自分の店を開いた。

 看板メニューのグラノーラは、オーツ麦、米粉、大豆粉、メープルシロップなどを合わせ、白砂糖は使わず、「ザクザク食感」になるよう低温で焼き上げる。スムージーはこれまでの営業で人気のあった6種類を用意し、季節限定商品も提供予定。韓国料理も好きで、昨年から提供を始めた韓国料理総菜は母と共同でメニューやレシピを開発する。

 店舗面積は約6坪で、カウンター4席を用意。木材を多用し、植物も多く配してナチュラルで「落ち着いた居心地のよい空間」を目指した。ロゴには、独立した際に角田さんの幼かった三女が描いた絵を使用。店の目印としてロゴを入れた大きなタペストリーを店頭に設置する。

 メニューは、「グラノーラ」3種(100グラム=615円)、「スムージー」6種(648円~)、イートイン限定の「アサイーボウル」(770円)、「ヤンニョムチキン」(715円)、「きゅうりのキムチ」(432円)などを用意。日によって限定メニュー取りそろえる。

 角田さんは「商品を買いに来てもらうだけでなく、話しに来てもらえるような居心地の良い空気感の店にできたら」と話す。

 営業時間は11時~18時30分。日曜・月曜・祝日定休。

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