調布市をメイン舞台に多数のロケが行われた映画「愛のこむらがえり」の2月9日の先行特別上映に合わせ、同10日、同市はロケ地マップの配布を始めた。
市内に日活調布撮影所や角川大映スタジオなど多くの映画・映像関連企業が集積する「映画のまち 調布」。調布市は、2018(平成30)年から本格的に映画やドラマなどのロケ地誘致に積極的に取り組み、さまざまな映画やドラマなど誘致に成功。ロケツーリズムによる観光振興を推し進めている。
6月23日公開予定の映画「愛のこむらがえり」は高橋正弥さんが監督、磯山さやかさんと吉橋航也さんが主演を務めるライトコメディー。地方都市の市職員だった佐藤香織(磯山さやかさん)は、地方映画祭で見た田嶋航平(吉橋航也さん)の自主映画に感動。夢を追うため、仕事を辞めて上京、映画界の仕事に就く。その後、香織は撮影現場で浩平と再会するという内容で、調布を舞台に、理想の映画を作るために奔走する男女を描いたストーリー。
市内のロケ地は、調布市文化会館たづくり、多摩川河川敷、パンdeアノー、調布不動産、調布駅前広場、やきとり処い志井 調布東口店、中国料理 渝園、深大寺にぎわいの里などで、ロケ地マップには同先品の撮影で注文された市内のロケ弁登録店情報なども掲載する。
発行部数は3000部。調布市役所8階(産業振興課)や調布市観光案内所「ぬくもりステーション」、各公共施設などで配布する。