スーパーマーケット「オオゼキ調布店」(調布市布田4、TEL 042-443-8890)が4月1日、調布駅前のパチンコ店跡地にグランドオープンした。
「オオゼキ調布店」鮮魚コーナーの一角 豊洲市場から直接買い付け仕入れる
首都圏を中心に40店舗以上展開し、市内では1998(平成10)年にオープンしたつつじヶ丘店に次ぐ2店舗目となる同店。独自の商品展開や豊富の品ぞろえで根強いファンが多く、オープン当初は店外まで長蛇の列ができ、入場規制が行われた。
「お客さま第一主義」「地域密着主義」を理念に掲げ、店舗ごとにロゴや外観が異なり、各売り場担当者が地域に合わせた商品を仕入れ、価格設定を行う。鮮魚、青果、野菜などの生鮮食品は毎朝、豊洲や大田市場で直接買い付けて仕入れ、「新鮮で旬のもの」を提供。精肉は店内加工し、注文があれば少量から業務用パック、ブロックやスライス加工など客の用途に応じ、事前予約などにも対応する。担当者が独自仕入れする調味料や乾物など個性的な品ぞろえが多く、客からの要望があれば「一品からでも商品を仕入れる」と言う。
2階建ての同店の店舗面積は約230坪。店内は、自然が多い調布をイメージとしたグリーンや木目調を基調とした内装に仕上げた。1階フロアは主に青果や野菜、総菜が中心となり、一角には店内加工するすし店「梅丘すしの美登利」(世田谷区)がテイクアウト専門で併設。2階フロアは、精肉、鮮魚、冷凍商品などを中心に取りそろえる。駐輪場も完備。
仲舘恒己店長は「当店は生鮮食品に特化したスーパーだと意識しているので『鮮度』『品質』『品ぞろえ』をお客さまにどう伝えていくかが課題。今後は可能な限り試食販売を増やし、試食しながら品ぞろえにも目を向けてもらい、楽しく買い物していただけたら」と話す。
営業時間は10時~22時。