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調布・神代植物公園で「春のバラフェスタ」 早朝開園やコンサートなど

春の「ばら園」(昨年の様子)

春の「ばら園」(昨年の様子)

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 春バラが見頃を迎えた「都立神代植物公園」(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で5月9日、「春のバラフェスタ」が始まる。

国際ばら新品種コンクール金賞受賞花「クイーン・オブ・神代」

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 世界バラ会連合優秀庭園賞の「ばら園」は、1.6ヘクタールという都内最大規模の敷地に約400種類・5200余株のバラを栽培している。園名を冠した「クイーン・オブ・神代」をはじめ、開園時から育てている貴重な品種や原種のコレクションなど多彩なバラを鑑賞できる。

 バラの香りは晴天日の早朝から午前中に最も強くなるため、期間中の土曜・日曜は通常より早い8時に「早朝開園」する。ばら園を中心に園内の見どころや見頃の植物を案内する「ボランティアによる『ばら園ガイドツアー』」を行う。10日・13日・14日・18日・20日・21日・26日・27日の10時30分と13時30分から約60分間(雨天中止)。

 「河津バガテル公園」(静岡県河津町)の元園長で、現在は「やまもと土づくり研究所」所長の山本健生さんによる講演会「バラ管理~きれいに咲かせるコツはここにあり!~」を今月27日13時30分~15時30分、開催する。参加希望者は、専用フォームか往復はがきで応募する(定員30人、5月8日必着)。

芝生広場では「ばら園コンサート」を開く。27日は佐藤百花さんと岡野有紗さんによる「華やかなバイオリンデュオ」、28日は伊藤舞梨さんによる「美しいハープの世界」。いずれも11時と14時から約30分間(雨天中止)。

 9日~14日は、多品種の切り花やアレンジメントを飾る「春のバラ展」(植物会館1階展示室)と、大小多彩な盆栽・盆景・ドールガーデンなどを展示する「春のミニバラ盆栽展」(屋外特設展示場)を開催する。

 現在、ばら園テラスで「バラのソフトクリーム」(400円)やドリンクを提供する「バラのカフェテラス」が営業している。ばら園周辺では、バラにちなんだ小物や苗木を販売する「ロゼマルシェ」も開店。いずれも10時~16時、6月11日まで(雨天中止)。

 ばら園では、同イベントをさらに楽しめる体験型フィールドアプリ「TOKYO PARKS PLAY」が利用できる。撮影したバラの写真を品種別にコレクションできるアプリ「神代バラコレ」を使うと、オリジナルのバラ図鑑が完成する。いずれも利用無料。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。5月4日は「植物園の日」で全員無料。今月28日まで。

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