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神代植物公園で「梅まつり」 江戸時代の文献に登場する梅も

多くの人が梅の花を撮影したり、香りを楽しんだりする「梅まつり」(昨年の様子)

多くの人が梅の花を撮影したり、香りを楽しんだりする「梅まつり」(昨年の様子)

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 梅の花の見頃を迎える都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で2月14日、「梅まつり」が始まる。

江戸時代から伝わる「未開紅」

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 同園は「うめ園」を中心に約70品種160本以上の梅を植栽しており、3月上旬まで次々に開花する。今年は東屋(あずまや)に江戸時代の文献「韻勝園梅譜(いんしょうえんばいふ)」から抜粋した資料を置く。同書に登場する品種「未開紅(みかいこう)」や「月影」などは同園にもあり、資料と樹名板の番号を照らし合わせることで実際の花を観賞できる。「うめ園」や園内の見どころを案内する「ガイドボランティアによるうめ園ガイドツアー」も17日・18日・22日に行う(10時30分~・13時30分~、荒天中止)。

 芝生広場(雨天時は植物会館集会室)では23日、横笛と箏(そう)のアンサンブルによる「うめコンサート」を開く(11時15分~、14時15分~)。芝有維さん(篠笛・能管)と石井香奈さん(箏)が梅をイメージした曲を奏でる。

 土曜・日曜・祝日は16時まで、うめ園周辺で軽食や温かい飲み物を販売する「梅見茶屋」が臨時出店する(雨天中止)。

 広報の土方千鶴さんは「一足早い春の訪れを感じながら、風情ある梅の花を楽しんでほしい」と話す。

 開園時間は9時30分~17時(最終入園は16時)。月曜(祝日の場合は翌日)休園。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。3月3日まで。

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