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調布・深大寺陶芸教室で「陶器市」 そばちょこの絵付け体験も

「あおぞら陶器市」の看板 陶器の破片を使って会員が製作

「あおぞら陶器市」の看板 陶器の破片を使って会員が製作

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 作陶家の作品を展示販売する「第3回あおぞら陶器市」が10月13日、調布市深大寺近くの深大寺陶芸教室(調布市深大寺北町1、TEL 042-483-6478)で開催される。

「あおぞら陶器市」責任者の小田紋子さん(右)と実行委員の皆さん

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 昨年3月に初めて開いた同イベント。1978(昭和53)年に開校した同教室には、基礎から学ぶ初心者から陶芸作家として活動する会員まで100人程度が所属し、創作活動を行っている。教室内2階のギャラリーで、定期的に会員の作品発表の場を設けていたが、「一般にも作品を見てもらい、直接販売する機会も作りたい」と、「丁寧な物作りに出会える日」と題し、教室前の駐車スペースでの同イベントを始め、昨年10月に第2回を開いた。

 イベントでは、日頃から前を通りかかっていたという人や案内を見て来場する人など、近隣の人を中心に多くの客が来場。出店者からは「直接客と作品について話し、買ってもらったことや、日頃は深く関わる機会のない会員仲間との交流が楽しかった」「またやりたい」という声が聞かれ、今回の開催につながった。

 出店するのは、陶芸作家として活動している会員や陶芸作家を目指している会員など、「陶芸に夢中になっている」という19人。色の表現へのこだわりやフクロウをモチーフにした作品、新しい技法のチャレンジなど、各会員が自由な発想で作る個性的な作品が数多く並ぶという。

 ワークショップの今回のテーマは、出張教室などで好評の「そばちょこの絵付け」。教室を主宰する陶芸家の馬場咲夫さんが一点ずつ、ろくろで作り、素焼きしたそばちょこに客自身で好きな絵を描く体験を用意する。

 馬場さんの長女でイベント責任者の小田紋子さんは「『大人の文化祭』として来場者も出店者も楽しみ、陶芸の面白さを感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は11時~16時。雨天順延。ワークショップは要予約。

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