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調布・布多天神社でライトアップイベント-お礼の言葉で本殿を照らす企画も

昨年の布多天神社ライトアップの様子。今年は250個のキャンドルとLED照明器具18台を使用する。

昨年の布多天神社ライトアップの様子。今年は250個のキャンドルとLED照明器具18台を使用する。

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 調布の布多天神社(調布市調布ヶ丘1)で12月8日、がライトアップイベント「布多天神社あかり計画」が開催される。主催は調布キャンドルナイト実行委員会。

昨年のライトアップの様子。本堂がライトアップされた幻想的な布多天神社。

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 今年で2回目を迎える同イベント。2010年から同市内の飲食店などで実施する調布キャンドルナイトがきっかけとなり、同神社でのライトアップが実現した。約250個のキャンドルとLED照明器具18台を使い本殿とご神木、鳥居を照らし出す。

 今年は「闇に浮かぶ境内で、夜間特別参拝を」がテーマ。祈願成就を感謝するお礼参りに合わせた「メッセージライトアップ」を企画する。紙に書いた感謝の言葉を数値化させ、デジタルデータに変換して作り出した光の色で本堂を照らす。感謝の気持ちを光にのせ、気持ちを返すという意味が込められている。

 点灯前にはワークショップも開催。「てづくり体験」と題し、「エコリリアン編みでマフラーを作ろう」や「バルーンアート」、ボードゲーム「だるッ飛び」のほか、溶かしたろうで染めた布であんどんを作る「ろうけつ染め」を用意する。

 同実行委員会代表で照明デザイナーの矢野大輔さんは「街のきらびやかなイルミネーションとは違う暖かなキャンドルの明かりとLEDで照らされたいつもとはちょっと違う布多天神社をぜひ体感してほしい。明かりによってそこにある魅力を再発見できることを伝えたい」と話す。

 開催時間は、てづくり体験=14時~17時、照明点灯=日没~19時。雨天中止。「メッセージライトアップ」は約20組限定。

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