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調布・京王閣で「蚤の市」-古道具・家具など140店、遊園地時代の雰囲気演出も

約1万人を動員した前回の東京蚤の市。雰囲気のあるカフェづくりをしたい開業者などにも人気

約1万人を動員した前回の東京蚤の市。雰囲気のあるカフェづくりをしたい開業者などにも人気

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 調布の東京オーヴァル京王閣(調布市多摩川4)で11月9日・10日、古い暮らしの道具や家具の店140店が出店する「第4回東京蚤(のみ)の市」が開催される。

「東京蚤の市」のイメージイラストは、人気イラストレーターニシワキタダシさんが担当

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 主催は神代団地商店会に店舗兼事務所を構える編集チーム「手紙社」。同社は今年10月にも多摩川河川敷と京王閣で「もみじ市」を2年ぶりに開催。単に販売品の良さにとどまらず、フランスのパリで見かけるようなおしゃれな「のみの市」を演出し、前回は約1万人を動員するなど20代~50代の女性に人気を博している。

 会場となる京王閣は1927(昭和2)年に遊園地として開業。かつては総大理石張りの大浴場や大食堂、カフェ、ビリヤード場を備えた鉄筋3階建ての本館のほかに演芸場があり、屋外には当時珍しかったメリーゴーラウンドや豆汽車、ウオーターパークを持つなど「関東の宝塚」とまで称されたエンターテインメントパークだった。同イベントでは、パレードやライブ演奏なども用意し、古きよき時代がよみがえるような雰囲気を企画に盛り込む。

 今回の出店数は約140。古道具、古家具、飲食店のほかデザイン性あふれる紙製品や活版印刷製品などが並ぶ。過去3回の出店者をさらに吟味し直し、新規出店が加わったほか、当日参加できるワークショップも多数用意されている。

 手紙社の市川史織さんは「会場には古い暮らしの道具や古書、レコード、カメラなどさまざまな古き良きものが集まっている。目に飛び込んできたもの、心引かれたものを手に取ってみてほしい。積極的に店主と話をしてみるのも、東京蚤の市を楽しむポイント。ライブやワークショップ、おいしい食べ物もたくさんご用意しているので、一日楽しんでいただけると思う」と話す。

 開催時間は両日とも10時~16時。入場料は300円。雨天決行。

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