見る・遊ぶ

調布・味スタでブラインドサッカー日本選手権-日本開催の世界大会出場を賭け

昨年行われたブラインドサッカー日本選手権の様子(日本ブラインドサッカー協会提供)

昨年行われたブラインドサッカー日本選手権の様子(日本ブラインドサッカー協会提供)

  • 0

  •  

 調布の「味の素スタジアム」(調布市西町)で6月28日・29日、「第13回アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」が行われる。

昨年の日本選手権の決勝 「Avanzareつくば」(青のユニホーム)対「松戸・乃木坂ユナイテッド」(白のユニホーム)の様子 (日本ブラインドサッカー協会提供)

[広告]

 ブラインドサッカーは、視覚障がい者のために開発された5人制サッカーで、ゴールキーパー以外の4人のフィールドプレーヤーはアイマスクを着用し、仲間の声とボールに入っている鈴の音を頼りに競い合う。サイドフェンスがあることやゴール裏に立って攻撃の指示を送る「コーラー」と呼ばれる役割があるのも特徴のひとつ。同競技は、2004年からパラリンピックの正式種目となり、日本代表は2016年のリオデジャネイロ大会での初出場を目指している。

 同選手権では、2連覇を目指す「Avanzare(アヴァンツァーレ)つくば」や王座を狙う「たまハッサーズ」など全国から12チームが出場。今年11月には「ブラインドサッカー世界選手権」が日本で初めて開催されることから、各チームに所属する日本代表強化指定選手の活躍が注目されているという。

 日本ブラインドサッカー協会で大会実行委員長を務める大坪英太さんは「目が見えない状態でプレーしているとは思えないほどのスピードや迫力を会場で感じてほしい。やってみたい人には、簡単な体験会も用意している。今年は特に併催イベントも多い。親子連れで楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 当日は、フットサル大会やチャリティー少年フットサル大会のほか、フリースタイルフットボールなどのステージパフォーマンス、障がい者スポーツ体験、飲食ブース、フリーマーケットなどのイベントも用意する。

 開催時間は、28日=10時40分~17時、29日=9時~16時。入場無料。小雨決行(荒天時は中止)。フットサル大会とチャリティー少年フットサル大会は事前申込み制。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース