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調布六中サッカー部後援会法人化 部活動支える地域モデルへ

調布六中サッカー部後援会の運営メンバー 右から大学生OBの青木皓汰さん、代表理事の竹内義博さん、大学生OBの日吉聖光さん、大学生OBの山本崇真さん

調布六中サッカー部後援会の運営メンバー 右から大学生OBの青木皓汰さん、代表理事の竹内義博さん、大学生OBの日吉聖光さん、大学生OBの山本崇真さん

 中学校における部活動の地域展開が進む中、法人化した「調布六中サッカー部後援会」が4月、新入生を迎えた市立第六中学校(調布市国領町3)サッカー部の運営をスタートした。

調布六中サッカー部、学生ボランティアが加わった休日練習の様子

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 4月26日、六中の校庭ではサッカー部の休日練習が行われた。同部の外部指導員で後援会発起人の竹内義博さんと顧問の水野大教諭が見守る中、部員らに大学生ボランティアも加わり、ゲーム形式の練習に汗を流した。

 部活動を巡っては、少子化や教員の働き方改革を背景に、調布市でも学校主体から地域主体への移行が進められている。一方、民間移行に伴う費用負担の増加や、活動機会の縮小が懸念される。クラブチーム化すれば部費を上回る月謝が必要になるほか、初心者には参加のハードルが高くなる可能性もある。

 同部は、以前から教員に加え外部指導員が指導に当たってきたが、こうした課題を踏まえ、竹内さんらは後援会を設立し、1月30日に法人化。法人化を通して、持続可能な支援体制を構築したい考え。

 同後援会はOBや保護者、地域住民に加え、企業も参画する会員制組織で、会費や協賛によって運営基盤を整える。現役部員の負担軽減を図りながら、活動環境を維持するのが狙い。現在の部員は25人で、指導には外部指導員のほか、OBの学生ボランティアも携わる。竹内さんは「子どもたちが経済的な理由でスポーツを断念しない環境を整えたい。地域全体で支える仕組みを築きたい」と話す。

 今後は賛助会員の拡大や企業連携を進めながら、競技支援だけでなく、OBネットワークを生かした交流や卒業生の進路・就職支援などにも取り組むという。

 学生ボランティアで発起人の一人、日吉聖光さんは「愛着のある母校に貢献ができ、OBが集まれる場ができた。クラブチームとは違うスタイルの部活動として、従来の部活動の良さを生かしつつ、OBが支える新たな形を広げたい」と意気込む。

 竹内さんは「母校や地域にどのように恩返しできるかとの思いがある。賛同して応援していただければもちろんうれしいが、まずは活動に興味を持ってもらえたら」と話す。

 個人賛助会員の募集は5月に開始予定で、年会費は2,000円。5月5日に協賛社との初コラボ企画として、六中ピロティでフリーマーケットを開催する。開催時間は11時~15時。雨天決行。

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