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調布に山形直送の食品店-産直米1合から販売、炊き方やレシピ紹介も

東京では目新しい山形の野菜は食べ方やレシピも紹介する「縁日家 やまがた」

東京では目新しい山形の野菜は食べ方やレシピも紹介する「縁日家 やまがた」

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 調布市調布ヶ丘の甲州街道沿いに11月4日、山形県の食材を中心に扱う食品雑貨店「縁日家 やまがた」(調布市調布ヶ丘1、TEL 042-426-2063)がグランドオープンする。

11月4日にグランドオープンする山形県の食材を中心に扱う「縁日家 やまがた」店内の様子

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 運営するのは「東北に若者の雇用をつくる」(調布市)。東京に産直品を流通させ、地元農家や産業を活性化することで仕事を増やし、Iターン、Uターンをしやすくすることを目的に同店を開いた。海、山、平野、砂丘などがある風土豊かな同県庄内地方の農産物を中心に、大量流通が難しい有機野菜や地元伝承野菜などもそろえ、農法や地元のレシピなどを添えて紹介する。

 農産物は郷土料理の「芋煮」などに使われる「からとり芋」や、キノコ類、砂丘を利用して栽培した「ごぼう」、焼き畑農法で無農薬栽培された「赤かぶ」など。中でも国内生産量日本一を誇るパプリカは、果物のように甘い「フルーツパプリカ」などを用意し、東京では珍しい旬の新鮮な野菜を各種提供する。コメは「特別なコメを楽しんで味わってもらいたい」と各品種新米の玄米を合単位で販売。店内で精米することもでき、コメ農家直伝のおいしい炊き方も紹介する。また、海産物や調味料、乾物などの特産品も数多くそろえ、ゆくゆくは工芸品の販売や店内でのワークショップなども展開していくという。

 店長の北山剛さんは「当店の野菜は鮮度と力強い味が自慢。ぜひ、シンプルな調理で味わってみてほしい。東京では目新しい地元特有の野菜は食べ方などを店員に聞いていただき、それが地元との縁になれば。食を通して広く山形を発信していきたい」と話す。

 営業時間は10時~21時(土曜、日曜、祝日は19時まで)。

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