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調布・仙川のミニコミ誌15年ぶり復刊 実篤空間と「まちニティ」テーマに

新しい「せんがわ21」を手に持つ編集長の小森葵さんと編集スタッフの横山圭さん

新しい「せんがわ21」を手に持つ編集長の小森葵さんと編集スタッフの横山圭さん

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 「せんがわ まちニティ情報センター」(調布市仙川町1、TEL 03-3326-2707)が8月15日、ミニコミ誌『せんがわ21』を15年ぶりに復刊した。

「せんがわ21」のバックナンバー

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 同センターは「コミュニティー情報センターをホップ・ステップとするコミュニティー形成の試み」をテーマに、1978(昭和53年)年に青野友太郎さんを中心とした市民によって発足した。実篤公園がオープンしたのを特集テーマとして同年8月に同誌を創刊し、27年間で18号まで刊行。2001年に写真特集「せんがわ・新世紀送迎響想曲」を発行して以来休刊していた。

 今回発行された19号は「実篤空間と“仙川まちニティ”」が特集テーマ。体裁はB5判154ページ、発行部数は4000部。有志からのカンパと広告代を資金源に、広告作りや版下作りなどは「仙川地図研究所」の有志と地域のボランティアスタッフが手作りした。発行部数のうち約3000部を同スタッフが仙川地域の各戸へ無料配布した。

 内容は武者小路実篤の孫、武者小路知行さんによる「祖父母の思い出」、小西聡さんによる「武者小路実篤とインターネット」、桑原昇さんによる「桐朋女子中高生と実篤・仙川」、調布市都市整備部都市計画課による「入間町周辺地区における街づくりについて」、緑ヶ丘小学校の鈴木祐介校長による「子供たちの心のふるさと“緑ヶ丘”」、末永明彦さんによる「ポエム劇 馬鹿一という、あこがれ」など。

 カンパ代は1,000円。神代書店(若葉町2、TEL 03-3300-5633)、Books書原 仙川店(仙川町1、TEL 03-3309-5495)、武者小路実篤記念館(若葉町1、TEL 03-3326-0648)で取り扱う。

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