調布の京王閣競輪場（調布市多摩川4、TEL 042-489-1311）で9月、今夏最後となるナイター競輪期間中にイベントが開催される。

　ナイター期間中は例年、平日約5,000人、休日約8,000人の入場があり、同競輪場をホームバンクとしている選手も出場を予定する。期間中の一般イベントとして、同競輪場を拠点とするクラブチーム「スーパーKアスリートラボ」に所属し、8月16日に行われた自転車アジア選手権で2位に入ったプロ女子競輪選手の石井寛子さんとバンクを1周走るチャレンジ企画も行われる。

　同企画は、コースそのものがすり鉢状の傾斜になっており、一般は走行することも困難なバンクの中で最も平坦に近い部分を走行し、ハンディをつけた状態で石井選手が並走する。トップレベルの選手の速度を間近で体験できる企画となっている。

　そのほか、サンバカーニバルや立川志らく一門の競輪お笑いライブ、山梨の物産展なども期間中に予定している。　

　同競輪場広報担当の石川さんは「レースはもちろん、プロの選手に直接会える機会は少ないので挑戦企画などでじかに競輪のすごさを体験してほしい。1日通して楽しんでもらえる会場になれば」と話す。

開催日は、9月7日～9日（夕刊フジ杯）と9月21日～23日（サンケイスポーツ杯）。