スーパーマーケット「サカガミ」の新業態店「L'epicerie Sakagami(ル・エピセリ サカガミ)仙川店」(調布市仙川町3、TEL 03-6279-6884)が4月15日、京王線仙川駅近くの商業施設「フォレストスクエア仙川」にオープンした。
フードブティック「L'epicerie Sakagami仙川店」店長の坂上真理さん(中央)とスタッフの皆さん
都内を中心に食品スーパーを展開する「サカガミ」は1894(明治27)年創業。乾物店としてスタートし、総合食料品店へと業態を広げ、1973(昭和48)年に駒込でスーパーマーケット業態を確立した。「太陽と大地の恵みを子どもたちへ」をスローガンに掲げ、「食の安全性や品質に配慮した」商品構成を重視。自社製造ブランド「Sakagami畑」では総菜やスイーツなどを展開し、「厳選した」原材料を使ったプライベートブランドもそろえる。各店ごとに地域のニーズに合わせた商品ラインアップを心がけているという。
原材料や製法にこだわる生産者の商品に注力する中、ストーリー性のある商品を「陳列」ではなく、「ディスプレー」として見せる食のセレクトショップの展開を構想してきた。今回、同施設からの出店の誘いを受けた際、「ここにしかない、既存店と異なる店を」という要望に応える形で、思い描いてきた業態を「フードブティック」と名付け、同店をオープンした。
取りそろえるのは、自分へのちょっとしたご褒美やギフトとして贈りたくなる商品など、「日常を少し豊かにする食」。既存店からセレクトした商品に加え、新たに開拓した生産者の商品も用意する。グループ会社が直輸入するワインやビールなどの酒類も数多く展開。総菜や弁当は店内で調理し、同店限定オリジナル商品「南部どり卵の濃厚なめらかプリン」(378円)も販売する。
店舗面積は約270平方メートル。売り場は平台を中心に構成し、視界が開けた空間で「商品を一つ一つ見ながら歩き進める」動線とした。詰め込み型の陳列棚は最小限に抑え、「買い物そのものを楽しめる体験づくりを重視している」という。週末には生産者を招いて試食販売も行い、作り手の思いや味を直接来店客に伝える機会も設ける。
店長で同社会長の坂上真理さんは「日常の中で少しわくわくするような、暮らしを豊かにする食との出合いを楽しんでほしい。仙川のお客さまのニーズを捉えながら、喜んでもらえる商品構成に進化させ、『仙川にこの店があって良かった』と思ってもらえる存在にできれば」と意気込む。
営業時間は10時~20時。