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調布・布田のパンケーキ店、夏季限定でかき氷店に 鉄板前の灼熱地獄を回避

「バターアンドミルク」の夏季限定かき氷の「桃みるく」

「バターアンドミルク」の夏季限定かき氷の「桃みるく」

 京王線布田駅近くの三鷹通り沿いにあるパンケーキ専門店「バターアンドミルク」(調布市調布ケ丘3)が7月21日、夏季限定のかき氷専門店として営業を始めた。

「バターアンドミルク」の夏季限定かき氷のメニュー

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 2018(平成30)年に布田駅前で創業した同店は、2024年に移転のために閉店し、2025年12月に再び調布に戻り営業を再開した。ふわふわ食感のパンケーキを提供し、旬の果物をふんだんに使ったメニューが人気を集め、近隣だけでなく遠方からも客が訪れる店として営業を続けてきた。

 夏季限定の桃のパンケーキは特に人気を集める一方、年々厳しくなる猛暑の中、鉄板前の「灼熱(しゃくねつ)地獄」によって、毎年夏場に体調を崩しているという店主の菅さん。以前から「暑い夏の乗り切り方」を検討する中、かき氷に着目した。ふわふわとした食感や、トッピングとの組み合わせで一つのメニューを完成させる点がパンケーキと共通すると考え、夏季限定でかき氷専門店を開くことを決めた。

 メニュー開発では、「パンケーキの定番メニューをかき氷として再現する」ことをテーマに試作。温かく甘みのあるパンケーキと、冷たく味のない氷では味の感じ方が大きく異なるため、素材の使い方を一から見直した。特に苦労したのは、氷の土台となるベースの味。メイン食材との相性を考え、紅茶やウーロン茶など新たな組み合わせを考案した。ソースは「おいしい」と感じる濃さや香りを引き出すため、パンケーキの数倍の材料を使う。菅さんは「納得できる味にするには想像以上に材料を使う必要があり、専門店のかき氷の値段が高い理由がようやく分かった」という。

 氷は信州の深層天然純氷を採用し、鋼刃のかき氷機で薄く削ることで口溶けの良さを追求した。パンケーキ同様、全メニューにソフトクリームを忍ばせるほか、あんやコーヒーゼリーなど、それぞれ食感の変化を楽しめる食材もトッピングする。氷が溶けて飲み物になった後も最後まで飽きずに味わえるよう、味の組み立てにもこだわり、一口目でパンケーキを思い出しながらも、かき氷ならではの味に仕上げた。

 メニューは、桃を約2個分使う期間限定の「桃みるく」(2,800円)、エスプレッソ約6杯分使う新作の「カフェラテ」(2,300円)、紅茶ベースの「キャラメル」(2,200円)、抹茶をふんだんに使う「宇治抹茶」(2,400円)、ウーロン茶をベースにした「黒蜜きな粉」(1,900円)、クッキーで食感の変化を持たせた「チョコ」(2,100円)の6種類を用意する。

 菅さんは「パンケーキ専門店のプライドを懸けて作るかき氷。期待を裏切らないよう試作を重ねた。パンケーキを食べに来ていただいたことのあるお客さまはもちろん、初めて来店するお客さまにも楽しんでいただければ」と話す。

 営業時間は11時~16時。かき氷店の営業は9月末ごろまでを予定。

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