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「調布飛行場まつり」開催へ-被災地支援パネル展示も

毎年2万5000人近くの人が訪れる「調布飛行場まつり」

毎年2万5000人近くの人が訪れる「調布飛行場まつり」

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 東京都調布飛行場(調布市西町)で10月16日、「第16回調布飛行場まつり~多摩と島しょを翼でつなぐ調布飛行場」が開催される。

調布飛行場まつりのチラシ(関連画像)

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 島しょ向けの飛行機に搭乗する時以外は入ることができない同飛行場が一般公開される貴重な機会となる同イベント。航空機ファンや親子連れなど毎年2万5000人近くが訪れる人気イベントとなっている。

 今年は東日本大震災復興支援として、宮城県石巻市で被災した「石ノ森萬画館」のグッズを「調布市観光案内所ぬくもりステーション」などで販売し、売り上げを義援金として寄付する活動に取り組む「調布から!復興支援プロジェクト」の出店や、同飛行場に駐機場や格納庫を持つ航空会社の被災地支援に関する展示も行う。

 テントやケータリングでの飲食販売が47ブース、飛行機や多摩、島しょに関する特産品販売ブースも出店。大島からの出店では、サザエのつぼ焼きなども販売する。

 当日は先着1万人に抽選券付き会場案内図を配り、往復ペア航空券(調布-大島・新島・神津島)や小型飛行機体験搭乗などが当たる抽選会を行うほか、広い場内をバスで見学するツアーや、隣接する武蔵野の森公園(第2会場)に保存整備されている戦跡モニュメント「掩体壕」(軍用機を空襲から守るための格納庫)の案内、管制塔の見学会なども実施。

 同まつり実行委員会の事務局を務める深谷貴志さんは「これだけ、さまざまなイベントが開催できるのもイベント地元住民の方々のご協力のおかげ。調布飛行場の役割や歴史などを楽しみながら学べ、多摩地域と島しょの文化にも触れることができるので、有意義な一日をご家族、カップルで過ごしていただければ」と話す

 開催時間は10時~16時。入場無料、小雨決行。問い合わせは実行委員会事務局(TEL 03-3893-1733)まで。詳しくはホームページで確認できる。

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