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調布・深大寺でスペインタイル展-日本人作家、本場コンクール入賞作も

スペインタイルアート作家・船戸あやこさんの作品「花のコンポジション(青紫・細部)」

スペインタイルアート作家・船戸あやこさんの作品「花のコンポジション(青紫・細部)」

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 調布の「INAX タイルショップ深大寺」(調布市深大寺元町5、TEL 042-488-1726)で現在、スペインタイルアート作家・船戸あやこさんによる個展「船戸あやこ作陶展2012~スペインの色彩~」が開催されている。

船戸あやこさんの作品「世界を彩る色」

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 船戸さんは、スペインのバレンシアに在住し、1995年にスペインアート工房バレンシア教室を設立。講師としてスペイン伝統タイルアートの普及に努める傍ら、創作活動にも力を入れている。1996年にはマニセス陶芸コンクール伝統陶芸部門大賞、コンテンポラリーアート部門金賞を受賞。2009年にはアルコラ国際陶芸コンクールで入賞し、来場者による一番好きな作品「public’s prize」に選ばれたほか、スペイン国内で行われる数々のコンクールで入賞している。

 同展では、色をテーマにした作品約120点を出品。「世界を彩る虹の7色」をテーマに、昨年、スペインやポルトガルの数多くのコンクールで入賞した作品「世界を彩る色」(35万円)を代表作として展示する。花のコンポジション「ブルーパープル」(2万2,000円)、「海のお皿」(5,000円)、「10角タイル・紺」(3,500円)、「ペンダント」(3,800円)、「スプーン&フォークレスト」(1,800円~)なども展示販売する。

 船戸さんは「スペインで毎日目にする色たちはとてもきれいでとてもすてきに輝きながら、私の目に飛び込んでくる。知らず知らずにそんな色彩のとりこになり、陶芸の中でそのような色彩を表現することに夢中になった。今回の展示は、あふれるばかりのスペインの色彩を忙しい東京で暮らす皆さまに届けたいという思いから始まり、美しい色がきっと少し疲れている心につかの間の潤いを与えてくれると信じている。ぜひ、皆さまも日常生活の中にスペイン生まれの明るい彩を取り入れてみてほしい」と話す。

 開催時間は11時~18時。木曜・日曜・祝日定休。入場無料。11月17日まで。

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