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調布の生花店が花びら型レジャーシートで被災地支援-資金募集

「PVC Design Award 2013」で入賞した桜の花びら型のレジャーシート「hana-saka」

「PVC Design Award 2013」で入賞した桜の花びら型のレジャーシート「hana-saka」

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 調布に拠点を置き、ホームページでの販売を中心に展開している生花店「プランツオーケストラ」(調布市入間町1、TEL 03-6382-9970)が現在、クラウドファンディングサイトで「東北、被災地で桜の花びらシートでお花見をしてほしい」プロジェクトへの支援を募っている。

「花びらシート」使用の様子。サイズは90×60センチメートル

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 同プロジェクトは同店の華道家・鈴木淳史さんが、「PVC Design Award 2013」で入賞した桜の花びら型のレジャーシート「hana-saka」を東北地方や被災地の観光客増加を目的に寄付しようと企画した。「花びらシート」は10年前、花見で目立つブルーシートやゴミの山を見て、花見の光景を見ている側も楽しくなるレジャーシートはないだろうかと思ったことからデザインしたもの。昨年1月に仕事で訪れた飲食店で同シートの話をすると、「集客に困っている地域を盛り上げられるかも」と言われ、プロジェクトを開始した。クラウドファンディングサイトで制作費や運送費などの支援を募り、今年のお花見シーズンに向けて寄付を目指す。

 シートのサイズは90×60センチメートルで、印刷・型抜きなどを国内で行う。1枚から制作可能だが、単価を抑えるため最低1000枚の制作が必要。寄付先は現在、青森県、岩手県、北海道、福島県などの市や町が決まっている。目標金額は119万7,000円。支援者は、金額に応じて全国の特産品やシートなどと交換できる引換券を受け取ることができる。

 鈴木さんは「お花見の風景を変えるだけでなく、復興のお手伝いもできるとしたらとても意義のあるもの。多くの方の賛同があって成功することに意味があると思っているので、賛同いただけたらうれしい」と話す。

 寄付の申し込み締め切りは2月16日。

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