調布・武蔵野の森総合スポーツプラザ(調布市西町)で6月8日から、車いすバスケットボールの国際大会「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2018(ワールドチャレンジカップ2018)」が開催される。
日本代表チームの強化とパラリンピックムーブメントの拡大を目的に昨年始まった同大会は、2019年度まで3年連続の開催が予定されている。今年は東京2020パラリンピック競技大会の会場で行われ、国際レベルの審判員、スコアや時間の管理をするテーブルオフィシャル、競技ボランティアの育成など、本番さながらの大会が期待される。
出場国は、昨年優勝国で世界選手権予選アジアオセアニアゾーン優勝国でもあるオーストラリア、世界ナンバーワン選手と称されるパトリック・アンダーソン選手のいるカナダ、2018年世界選手権ホスト国であり成長著しいドイツ、及川晋平ヘッドコーチのもとスピードとクイックネスで世界に挑む日本。4カ国総当たりで予選を戦い、10日に優勝チームを決める順位決定戦を行う。
開幕に先駆けて来日する海外チームは、周辺自治体での事前キャンプ中に体験交流会も予定。子どもを含む地域住民にパラリンピックへの興味関心を広め、地域の活性化とレガシーになることを目指している。
同大会中(8日=19時15分~、10日=13時~)、車いすバスケットボール女子日本代表国際強化試合として「日本生命 WOMENS’ CHALLENGE MATCH 日本対オーストラリア」も開催する。
大会主催者は「世界トップクラスの試合を間近で体感し、熱き戦いを観戦してほしい」と来場を呼び掛けている。
入場料は、アリーナ席(9日午前の部・9日午後の部・10日)一般は、前売り=1,500円、当日=2,000円。小中高校生は、前売り=1,000円、当日=1,500円。スタンド席(8日~10日)無料。8日は全席無料。