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調布・柴崎で「ポンチキ祭り」 ポーランドの「脂の木曜日」にちなみ、文化交流

ポーランドのドーナツ「ポンチキ」薔薇(バラ)

ポーランドのドーナツ「ポンチキ」薔薇(バラ)

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 ポーランドのドーナツ「ポンチキ」を食べてポーランドの文化に触れるイベント「ポンチキ祭り」が3月1日、調布市柴崎駅近くの「ポンチキヤ」(調布市菊野台1)で開催される。

「ポンチキヤ」代表の坂元萌衣子さん

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 2018年6月にオープンした同店。代表の坂元萌衣子さんが、幼少の習い事のピアノをきっかけに、ショパンとポーランドに傾倒して留学し、毎日のように食べていた「ポンチキ」を日本で紹介したいと2014年にケータリングを開始。揚げたてをいつでも食べられるよう、調理場を改装して、ポーランドのドーナツと料理を提供する同店をオープンした。時期を同じくして開催されたサッカーワールドカップ日本対ポーランド戦の観戦イベントやポーランドの文化を紹介するイベントなども行い、日本人やポーランド人、若い客や年配の客、近隣の客や遠方から足を運ぶ客など、幅広い客層が来店しリピーターも増加している。

 ポーランドのドーナツ「ポンチキ」は中世から伝わる伝統的なおやつ。キリスト教の行事の一つイースターに向けて断食に入る直前の木曜に、卵や牛乳などを消費し栄養をしっかり取るために、ポンチキをたくさん食べる「脂の木曜日」と呼ばれる慣習がある。同店ではケータリング当時から、「脂の木曜日」に合わせて、キャンペーンやイベントなどを開催してきた。

 同店で初の開催となるイベント「ポンチキ祭り」は2部制で、数種類のポンチキのほか、焼き菓子や坂元さんオリジナルのポンチキ生地を使ったサンドイッチなどをビュッフェ形式で用意する。ポーランド広報文化センター、在日ポーランド共和国大使館、LOTポーランド航空、ポーランド食器メーカー「ツェラミカ・アルティスティチナ」などの協力の下、同店に隣接する活版印刷アトリエ「服とタイポグラフ」も共同開催店として、賞品が当たるポンチキ早食い競争やクイズ大会、日本語とポーランド語を併記したカレンダーの販売や活版ポンチキ印刷のワークショップなども開催する。

 坂元さんは「ポーランド人はポンチキをとにかくたくさん食べる。その食べっぷりを見ながらポーランド人と日本人が交流して、ポーランドの文化を知っていただく場になったらうれしい。準備の都合上、できるだけ予約していただければ」と話す。

 開催時間は、昼の部=12時~15時、夜の部=17時~23時。入場料は昼の部・夜の部ともに、事前予約=1,000円、予約なし=1,300円(飲み物代別)。予約は公式サイトから。通常営業時間は11時30分~20時。水曜・木曜定休。

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